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J-GLOBAL ID：201702292040083371   整理番号：17A1405587

水素のふるまいを解き明かす最先端研究 固体高分子形燃料電池における水素の量子効果

Quantum Dynamics in Polymer Electrolyte Fuel Cell (PEFC).

著者 (5件)： 中西寛 (明石工高専) ,  中西寛 (大阪大 大学院工学研究科) ,  中西寛 (東大 生産技研) ,  笠井秀明 (明石工高専) ,  笠井秀明 (大阪大)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 59  号： 5  ページ： 249-255  発行年： 2017年10月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体高分子形燃料電池(PEFC)における水素のふるまいを紹介する。本稿で着目する素過程は,(1)白金表面における水素分子の解離吸着,(2)白金表面における水素原子の拡散,(3)白金からNafion側鎖へのプロトン(水素の原子核)移動である。そこでは,水素の運動に典型的な量子効果をみることができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  *量子効果 ,  *水素 ,  白金触媒 ,  解離吸着 ,  拡散 ,  フッ素樹脂 ,  陽イオン交換樹脂 ,  側鎖 ,  プロトン移動
準シソーラス用語： Nafion

分類 (2件)： 燃料電池  (YB04040V) ,  電気化学反応  (CB07050F)

引用文献 (13件)：

• H. Kasai, et al., Progress in Surface Science, 44, 101 (1993)
• W. A. Diño, et al., Progress in Surface Science, 63, 63 (2000)
• K. Nobuhara, et al., Surface Science, 82, 507 (2002)
• H. Nakanishi, J. Comput. Chem. Jpn., 15, 124 (2016)
• H. Nakanishi, Ch.6 in H. Kasai, M. C. S. Escaño (eds.), Physics of Surface, Interface and Cluster Catalysis, Bristol, UK, IOP Publishing, 2016

タイトルに関連する用語 (6件)： 水素 ,  ふるまい ,  最先端 ,  研究 ,  固体高分子形燃料電池 ,  量子効果