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J-GLOBAL ID:201702292093311060   整理番号:17A1606982

洋上風力発電と環境影響調査 洋上風力発電の魚類への影響-魚類行動のモニタリングの観点から-

Environmental and behavioral monitoring related to ocean renewable energy development
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 444-448  発行年: 2017年10月15日 
JST資料番号: S0220B  ISSN: 0285-4376  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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主に沿岸海域に設置されることが想定されている洋上風力発電施設周辺の魚の移動を長期間にわたってモニタリングするには,超音波発信器(ビンガー)と音響受信機を組合わせたバイオテレメトリー手法が適している。設置型音響受信機と個体識別型超音波発信器を組合わせた設置型テレメトリー手法で,昼夜を問わず1年間連続の定点観測が容易にできる。洋上風力発電施設は海中構造物である。天然礁,人工漁礁,漂流物などの”構造物”に蝟集する習性のある魚類は333種以上あることが知られている。稚魚期,幼魚期で多いが,大型魚の親魚も寄りつく。生態学的な説明は完全になされていないが,摂餌,シェルターとして,群れ形成の待ち合わせ,などの仮説がある。長崎県五島沖の洋上風力発電施設設置後の環境影響調査では,設置前に確認されなかったハタ科,タイ科,ブリ属の魚類が施設付近に生息していることが確認されているが,施設の生態的機能は明らかでない。この海域で設置型テレメトリー手法を用いた魚類の行動調査では,マダイは洋上風力発電施設周辺を現状ではあまり利用せず,人工漁礁に蝟集していることが明らかとなった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
風力発電  ,  魚類  ,  個生態学 

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