文献
J-GLOBAL ID:201702295297028827   整理番号:17A1557775

乳牛の乳腺での脂質代謝の比較と澱粉,植物油または魚油を添加した飼料を給餌したヤギ【Powered by NICT】

Comparison of mammary lipid metabolism in dairy cows and goats fed diets supplemented with starch, plant oil, or fish oil
著者 (3件):
資料名:
巻: 100  号: 11  ページ: 9338-9351  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ウシにおける乳脂肪低下を誘導することが知られて飼料へのウシとヤギの成績および乳脂肪酸(FA)応答の直接比較は,第一胃と乳腺脂質代謝の種差を示唆した。このように,本研究は食事と反芻動物種に起因する乳房リポゲネシスにおける相違の原因となるいくつかの潜在的機構を推定するために実施した。この目的を満たすために,12頭の乳牛と15ヤギは26日の実験期間で3×3ラテン方格設計に従って基礎飼料(対照),2.2%魚油(FO)を添加した同様の飼料,または5.3%ひまわり油と澱粉(+38%; SOS)を含む飼料を給餌した。産乳量,乳組成,FAプロファイル,およびFA分泌を測定した。各期間の最終日に,乳腺代謝における19種の重要な遺伝子や酵素活性または両方のmRNA豊度は生検により採取された乳腺組織または屠殺時または両方で測定した。結果は飼料処置に牛および山羊の応答における顕著な差を示した。牛では,乳脂肪含有量および収率は,FOとSOS( 31%)により低下したが,FOのみが対照と比較してヤギ( 21%)における乳脂肪含量を減少させた。乳牛とヤギにおけるより少ない程度に,FOとSOSは<C16およびC16FA,及びFO低下>C16FA出力(BWのmmol/kg)の分泌を低下させた。しかし,SOSはヤギにおける>C16FAの分泌を増加させた。乳脂肪含量とFA分泌におけるこれらの変化は,乳腺の発現の修飾または主要脂質生成経路に関与する19--蛋白質の活性と関連していなかった。変異のこの欠如は,これら遺伝子の転写後調節に起因するまたは以前の食事と搾乳に関連した乳房組織のサンプリングの時間と関連するかもしれない。そうでなければ,乳腺における脂質代謝に関与する遺伝子の19をコードする15のmRNA存在量は種間で異なっており,牛でより豊富な9(FASN,FADS1,SCD1,GPD1,LALBA,SREBF1,LXRA,PPARA,PPARG1)とヤギにおける6より豊富(G6PD,GPAM,SCD5,XDH,CSN2,SP1)であった。同様に,種の有意な影響は測定した4酵素活性で観察された;グリセリン 3 ホスファート デヒドロゲナーゼとりんご酸酵素した牛で高く,FAシンターゼおよびグルコース-6-りん酸デヒドロゲナーゼ活性はヤギで高かった。結論として,FOとSOS処理へのウシとヤギの生産力および乳FA応答間の違いを測定し乳腺脂質生成遺伝子発現の変化とは関連しなかった。さらに,データは,主要な乳腺脂肪合成経路は,ヤギとウシ,その生物学的意義は解明されていない間で異なるという証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  脂質の代謝と栄養 

前のページに戻る