特許
J-GLOBAL ID:201703000365422085

複合熱源ヒートポンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-077853
公開番号(公開出願番号):特開2017-187249
出願日: 2016年04月08日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】暖房運転中に除霜動作を行う場合でも、暖房運転を継続しつつCOPの低下を抑制できる複合熱源ヒートポンプ装置を提供する。【解決手段】放熱端末36に循環液Lを循環させる負荷側循環回路30と、外気以外の熱源を利用し負荷側循環回路30に配設された第1負荷側熱交換器41を介し循環液Lを加熱する第1ヒートポンプ回路40と、外気を利用し負荷側循環回路30に配設された第2負荷側熱交換器51を介し循環液Lを加熱する第2ヒートポンプ回路50と、制御装置6とを備え、少なくとも第2ヒートポンプ回路50を作動させて循環液Lを加熱する暖房運転中に除霜開始条件が成立した場合、第1圧縮機43の回転数をそれまでよりも増加させて駆動させる除霜準備動作を所定時間行った後、除霜動作を行うものにおいて、制御装置6は、除霜準備動作における、第2圧縮機53の回転数をそれまでの暖房運転時よりも低下させて駆動させるようにした。【選択図】図5
請求項(抜粋):
放熱端末に負荷側循環液を循環させる負荷側循環ポンプを有する負荷側循環回路と、 この負荷側循環回路に配設された凝縮器としての第1負荷側熱交換器と、 前記負荷側循環回路に配設された凝縮器としての第2負荷側熱交換器と、 外気以外の所定の熱源から採熱して回路内を循環する第1冷媒を加熱する第1熱源側熱交換器と、前記第1冷媒を圧縮する第1圧縮機と、該第1圧縮機から吐出された前記第1冷媒を流通させる第1負荷側熱交換器と、該第1負荷側熱交換器から流出した前記第1冷媒を減圧する第1膨張弁と、を有し、前記第1負荷側熱交換器を介して前記負荷側循環液を加熱する第1ヒートポンプ回路と、 外気から採熱して回路内を循環する第2冷媒を加熱する第2熱源側熱交換器と、前記第2冷媒を圧縮する第2圧縮機と、前記第2圧縮機から吐出された前記第2冷媒を流通させる第2負荷側熱交換器と、該第2負荷側熱交換器から流出した前記第2冷媒を減圧する第2膨張弁と、前記第2冷媒の流れ方向を切り換える切換弁と、を有し、前記第2負荷側熱交換器を介して前記負荷側循環液を加熱する第2ヒートポンプ回路と、 動作を制御する制御装置と、を備え、 前記第1負荷側熱交換器は、前記負荷側循環回路における第2負荷側熱交換器の上流側に直列に配設され、 前記制御装置は、少なくとも前記第2ヒートポンプ回路を作動させて前記負荷側循環液を加熱する暖房運転中に、所定の除霜開始条件が成立した場合、前記第1ヒートポンプ回路の前記第1圧縮機の回転数をそれまでよりも増加させて駆動させる除霜準備動作を所定時間行わせた後に、前記切換弁を前記第2冷媒の流れ方向が前記暖房運転時の前記第2冷媒の流れ方向と逆になるように切り換えて前記第2圧縮機から吐出された前記第2冷媒を前記第2熱源側熱交換器に供給して前記第2熱源側熱交換器に発生した霜を溶かす除霜動作を実行する複合熱源ヒートポンプ装置において、 前記制御装置は、前記除霜準備動作における、前記第2ヒートポンプ回路の前記第2圧縮機の回転数を、それまでの前記暖房運転時よりも低下させて駆動させるようにしたことを特徴とする複合熱源ヒートポンプ装置。
IPC (4件):
F25B 47/02 ,  F25B 6/04 ,  F25B 1/00 ,  F25B 30/06
FI (4件):
F25B47/02 550Q ,  F25B6/04 Z ,  F25B1/00 397E ,  F25B30/06 T
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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