特許
J-GLOBAL ID:201703000521848438
胎児成分の検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 幹治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-082459
公開番号(公開出願番号):特開2017-192383
出願日: 2017年04月19日
公開日(公表日): 2017年10月26日
要約:
【課題】母体血中の胎児セルフリーDNAを検出する新たな手段を提供することを課題とする。【解決手段】(1)母親由来血漿又は血清に含まれるセルフリーDNAをサンプルとして、マイナーアレル頻度が45%〜50%である複数の一塩基多型の各々を標的としたマルチプレックス核酸増幅反応を行い、一塩基多型位置を含むDNA断片からなる増幅産物を得るステップ、(2)各増幅産物の配列を繰り返し解読し、一塩基多型位置のマイナーアレル率と、一塩基多型位置以外の位置のマイナーアレル率の平均値とを算出するステップ、(3)前記複数の一塩基多型の中から、ステップ(2)で算出した一塩基多型位置のマイナーアレル率が20%以下又は80%以上の一塩基多型を選抜するステップ、(4)以下の条件、即ち、選抜した一塩基多型のマイナーアレル率が20%以下の場合はマイナーアレル率がステップ(2)で算出した平均値よりも有意に高く、選抜した一塩基多型のマイナーアレル率が80%以上の場合は100からマイナーアレル率を減じた値がステップ(2)で算出した平均値よりも有意に高いこと、を満足したときに前記サンプル中に胎児成分が含まれると判定するステップを含む、母体血セルフリーDNA中の胎児成分の検出方法が提供される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下のステップ(1)〜(4)を含む、母体血セルフリーDNA中の胎児成分の検出方法:
(1)母親由来血漿又は血清に含まれるセルフリーDNAをサンプルとして、マイナーアレル頻度が45%〜50%である複数の一塩基多型の各々を標的としたマルチプレックス核酸増幅反応を行い、一塩基多型位置を含むDNA断片からなる増幅産物を得るステップ、
(2)各増幅産物の配列を繰り返し解読し、一塩基多型位置のマイナーアレル率と、一塩基多型位置以外の位置のマイナーアレル率の平均値とを算出するステップ、
(3)前記複数の一塩基多型の中から、ステップ(2)で算出した一塩基多型位置のマイナーアレル率が20%以下又は80%以上の一塩基多型を選抜するステップ、
(4)以下の条件、即ち、選抜した一塩基多型のマイナーアレル率が20%以下の場合はマイナーアレル率がステップ(2)で算出した平均値よりも有意に高く、選抜した一塩基多型のマイナーアレル率が80%以上の場合は100からマイナーアレル率を減じた値がステップ(2)で算出した平均値よりも有意に高いこと、を満足したときに前記サンプル中に胎児成分が含まれると判定するステップ。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (11件):
4B063QA12
, 4B063QA19
, 4B063QQ03
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR42
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS25
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