特許
J-GLOBAL ID:201703000633577615

テルペン合成酵素遺伝子、アセト酢酸エステル加水分解酵素遺伝子、及びテルペンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 庄司 隆 ,  資延 由利子 ,  大杉 卓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-055510
公開番号(公開出願番号):特開2017-169448
出願日: 2016年03月18日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】テルペンを産生する組換え大腸菌において、テルペンを効率的に製造する方法の提供。【解決手段】バレリアノール/ヘディカルオール合成酵素遺伝子、α-セリネン合成酵素遺伝子、α-コパエン合成酵素遺伝子、β-オシメン/α-ファルネセン遺伝子、及びリナロール合成酵素遺伝子を利用して、バレリアノール、ヘディカルオール、α-セリネン、α-コパエン、β-オシメン及びα-ファルネセン、及びリナロールを製造する方法。炭素数8〜10のn-アルカンを培地に重層して培養し、テルペンを効率的に回収・精製でき、培地に糖を添加して培養することでカロテノイド産生大腸菌のカロテノイド産生量を増強でき、並びにアセト酢酸メチルエステル及びアセト酢酸エチルエステルを加水分解できる酵素活性を有する酵素タンパク質及びその遺伝子を利用して、テルペンを効率的に製造する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の(1)〜(7)のいずれか1つに示すアセト酢酸エステル(アセト酢酸脂肪酸エステル)加水分解酵素(エステラーゼ)遺伝子: (1)配列番号85〜87のいずれか1つに記載のアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードする遺伝子、 (2)配列番号85〜87のいずれか1つに記載のアミノ酸配列において、1〜20個のアミノ酸が置換、欠損、挿入及び/又は付加しており、かつ配列番号85〜87のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と実質的同質のアセト酢酸エステルを加水分解する活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子、 (3)配列番号85〜87のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と90%以上の相同性を有し、かつ配列番号85〜87のいずれか1つに記載のアミノ酸配列と実質的同質のアセト酢酸エステルを加水分解する活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子、 (4)配列番号82〜84、90のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAからなる遺伝子、 (5)配列番号82〜84、90のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAにおいて、1〜50個の塩基配列が置換、欠損、挿入及び/又は付加しているDNAからなる遺伝子であり、かつアセト酢酸エステルを加水分解する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子、 (6)配列番号82〜84、90のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAと85%以上の相同性を有するDNAからなる遺伝子であり、かつアセト酢酸エステル(アセト酢酸脂肪酸エステル)を加水分解する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子、 (7)配列番号82〜84、90のいずれか1つに記載の塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつアセト酢酸エステル(アセト酢酸脂肪酸エステル)を加水分解する活性を有するポリペプチドをコードするDNAからなる遺伝子。
IPC (7件):
C12N 15/09 ,  C12N 9/16 ,  C12N 9/00 ,  C12N 9/90 ,  C12N 9/88 ,  C12N 1/21 ,  C12P 5/00
FI (7件):
C12N15/00 A ,  C12N9/16 ,  C12N9/00 ,  C12N9/90 ,  C12N9/88 ,  C12N1/21 ,  C12P5/00
Fターム (23件):
4B050CC03 ,  4B050DD01 ,  4B050KK03 ,  4B050LL05 ,  4B064AB04 ,  4B064AB06 ,  4B064AH01 ,  4B064BJ09 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CD04 ,  4B064DA20 ,  4B065AA26X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065BB09 ,  4B065BD30 ,  4B065CA03 ,  4B065CA41 ,  4B065CA44 ,  4B065CA50 ,  4B065CA60
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る