特許
J-GLOBAL ID:201703000694650358

Cu-Al-Mn系合金材及び用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯田 敏三 ,  赤羽 修一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023306
公開番号(公開出願番号):特開2017-141491
出願日: 2016年02月10日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】繰返し変形を行った場合の耐破断性が優れたCu-Al-Mn系形状記憶合金材及びそれを用いた用途の提供。【解決手段】3.0〜10.0質量%のAl、5.0〜20.0質量%のMn、並びにNi、Co、Fe、Ti、V、Cr、Si、Nb、Mo、W、Sn、Mg、P、Be、Sb、Cd、As、Zr、Zn、B、C、Ag及びミッシュメタルから選ばれた1種以上を合計で0.000〜10.000質量%を含有し、残部がCuと不可避的不純物からなるCu-Al-Mn系合金材で、前記合金材の前記加工方向に垂直な方向の結晶粒長aが前記合金材の幅あるいは直径Rに対して同等で、a=Rとなる結晶粒同士の粒界の個数をXとした場合、Xの存在量が1以下であり、前記合金材に3%の歪みを与える応力の負荷と除荷を繰り返し行なった場合に破断するまでの回数が102回以上であるCu-Al-Mn系形状記憶合金。【選択図】図1
請求項(抜粋):
3.0〜10.0質量%のAl、5.0〜20.0質量%のMn、並びにNi、Co、Fe、Ti、V、Cr、Si、Nb、Mo、W、Sn、Mg、P、Be、Sb、Cd、As、Zr、Zn、B、C、Ag及びミッシュメタルからなる群より選ばれた1種または2種以上を合計で0.000〜10.000質量%を含有し、ここで、Ni及びFeの含有量はそれぞれ0.000〜3.000質量%であり、Coの含有量は0.000〜2.000質量%であり、Tiの含有量は0.000〜2.000質量%であり、V、Nb、Mo、Zrの含有量はそれぞれ0.000〜1.000質量%であり、Crの含有量は0.000〜2.000質量%であり、Siの含有量は0.000〜2.000質量%であり、Wの含有量は0.000〜1.000質量%であり、Snの含有量は0.000〜1.000質量%であり、Mgの含有量は0.000〜0.500質量%であり、Pの含有量は0.000〜0.500質量%であり、Be、Sb、Cd、Asの含有量はそれぞれ0.000〜1.000質量%であり、Znの含有量は0.000〜5.000質量%であり、B、Cの含有量はそれぞれ0.000〜0.500質量%であり、Agの含有量は0.000〜2.000質量%であり、ミッシュメタルの含有量は0.000〜5.000質量%であり、残部がCuと不可避的不純物からなる組成を有するCu-Al-Mn系合金材であって、 前記合金材は、圧延方向もしくは伸線方向である加工方向に対して長尺形状を有する合金材であり、 前記合金材の前記加工方向に垂直な方向の結晶粒長aが前記合金材の幅あるいは直径Rに対して同等で、a=Rとなる結晶粒同士の粒界の個数をXとした場合、Xの存在量が1以下であり、 前記合金材に3%の歪みを与える応力の負荷と除荷を繰り返し行なった場合に破断するまでの回数が102回以上であることを特徴とするCu-Al-Mn系合金材。
IPC (3件):
C22C 9/05 ,  C22F 1/08 ,  C22C 9/01
FI (4件):
C22C9/05 ,  C22F1/08 E ,  C22F1/08 N ,  C22C9/01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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