特許
J-GLOBAL ID:201703001323836889

粒子シミュレーション装置、粒子シミュレーション方法及び粒子シミュレーションプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  深石 賢治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-041001
公開番号(公開出願番号):特開2017-157076
出願日: 2016年03月03日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】 粒子と構造物との間の距離計算を少ない計算負荷で正確に行い、これにより、粒子と構造物とのシミュレーションを適切に行う。【解決手段】 粒子シミュレーション装置10は、粒子及び構造物の挙動をシミュレーションする装置である。粒子シミュレーション装置10は、構造物の初期位置及び形状を示す情報を取得する構造物初期情報取得部12と、当該情報に基づいて構造物の表面の近傍に複数の仮想粒子を設定し、複数の仮想粒子それぞれについて、構造物までの距離を算出する仮想領域設定部13と、粒子の位置から予め設定した距離内の仮想粒子を特定する仮想領域特定部15と、特定された仮想粒子について算出された距離に基づいて、粒子から構造物までの距離を算出する粒子距離算出部16と、算出された距離に基づいて粒子と構造物との間の相互作用力を算出する相互作用力算出部17とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
作業空間内の粒子と構造物との間の相互作用力に基づいて、当該粒子の位置及び速度を算出し、当該粒子及び当該構造物の挙動をシミュレーションする粒子シミュレーション装置であって、 構造物の初期位置及び形状を示す構造物初期情報を取得する構造物初期情報取得手段と、 前記構造物初期情報取得手段によって取得された構造物初期情報によって示される構造物の初期位置及び形状に基づいて、当該構造物の表面の近傍に複数の仮想領域を設定し、設定した複数の仮想領域それぞれについて、構造物までの距離を算出する仮想領域設定手段と、 粒子の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、 前記位置情報取得手段によって取得された位置情報によって示される粒子の位置から、予め設定した距離内の仮想領域を特定する仮想領域特定手段と、 前記仮想領域特定手段によって特定された仮想領域について、前記仮想領域設定手段によって算出された距離に基づいて、粒子から構造物までの距離を算出する粒子距離算出手段と、 前記粒子距離算出手段によって算出された距離に基づいて、粒子と構造物との間の相互作用力を算出する相互作用力算出手段と、 前記相互作用力算出手段によって算出された相互作用力に基づいて、次の時間ステップの粒子の位置及び速度を算出すると共に、当該構造物との位置関係を維持したまま前記仮想領域を移動させる時間遷移手段と、 を備える粒子シミュレーション装置。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110
Fターム (1件):
5L049DD02
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
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