特許
J-GLOBAL ID:201703001447199240

定電流制御によるスイッチドリラクタンスモータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一 ,  板谷 真之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-083347
特許番号:特許第6060296号
出願日: 2016年04月19日
要約:
【課題】電力の回路損失を少なくして効率改善を図り、また、回転子の回転停止まで回生(発電)できるものとする。 【解決手段】転流回路20は、各相のコイル32に電流を供給、遮断するスイッチSA,SB,SCと、各相のコイル32の負極側とスイッチSA,SB,SCとの接続点から定電流電源10の正極端子側に向けて接続された回収ダイオードD1,D2,D3とを備え、各相のコイル32は、定電流電源10の正極側端子と負極側端子との間にスイッチSA,SB,SCを介して接続され、スイッチSA,SB,SCはコイル32の負極側にのみ備えられ、転流回路20は、モータ30駆動時及び回生時に、コイル32の残留磁気エネルギーを、回収ダイオードD1,D2,D3を通して次に励磁されるコイル32に重畳して回収再利用し、かつ、回生時にはコイル32への供給電流及び残留磁気エネルギーをバッテリー10Bに充電するように、転流動作させる。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 磁性体から成る回転子、及び前記回転子に周方向に対向して設けられた励磁用の各相のコイルが巻かれた固定子を有したモータと、 バッテリー又はキャパシタから前記モータに定電流を供給する定電流電源と、 各種検出信号や指令信号に基づいて所定のタイミングで前記定電流電源から供給される電流を前記各相のコイルに順次に供給、遮断して転流動作させることによりモータ駆動及び回生させる転流回路と、を備え、 前記転流回路は、前記各相のコイルに電流を供給、遮断するスイッチと、前記各相のコイルの負極側と前記スイッチとの接続点から前記定電流電源の正極端子側に向けて接続された回収ダイオードと、を備え、 前記各相のコイルは、前記定電流電源の正極側端子と負極側端子との間に前記転流回路のスイッチを介して接続され、前記スイッチは前記コイルの負極側にのみ備えられ、 前記転流回路は、モータ駆動時及び回生時に、前記コイルの残留磁気エネルギーを、前記回収ダイオードを通して次に励磁されるコイルに重畳して回収再利用し、かつ、回生時には前記コイルへの供給電流及び速度起電力により増幅された蓄積磁気エネルギーをバッテリー又はキャパシタに充電するように転流動作させる、ことを特徴とする定電流制御によるスイッチドリラクタンスモータ装置。
IPC (1件):
H02P 25/08 ( 201 6.01)
FI (1件):
H02P 25/08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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