特許
J-GLOBAL ID:201703001479000934
被検溶液のpH測定方法及びpH測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
特許業務法人眞久特許事務所
, 小宮 良雄
, 大西 浩之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-069185
公開番号(公開出願番号):特開2016-188818
出願日: 2015年03月30日
公開日(公表日): 2016年11月04日
要約:
【課題】高塩分濃度被検体液や塩分汚濁被検体液や低塩分濃度被検体液のような各種被検溶液のpHを測定する際、ガラス電極や比較電極の内部液の塩化カリウムの濃度や液温によるpHの変化を補償して、真のpHとの間に誤差を生じさせない簡便で、高い精度で厳密かつ正確な被検溶液のpH測定方法を提供する。【解決手段】被検溶液のpH測定方法は、塩化カリウム及びガラス電極用緩衝液が含有されたガラス電極内部液12を内包したガラス電極10、塩化カリウム及び比較電極用緩衝液が含有された比較電極内部液22を内包した比較電極20とからなる一対の電極間の電位差が、pH7.2〜8.2の範囲外の溶液で0mVとなるように設定された電極10・20を用いて、被検溶液50に対して電極間に生じた電圧を検出し、比較電極内部液22中の前記塩化カリウムの濃度と被検溶液50の液温とで補償しつつ電圧から被検溶液50のpH値を検知するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
塩化カリウム及びガラス電極用緩衝液が含有されたガラス電極内部液を内包したガラス電極と、塩化カリウム及び比較電極用緩衝液が含有された比較電極内部液を内包した比較電極とからなる一対の電極間の電位差が、pH7.2〜8.2の範囲外の溶液で0mVとなるように設定された電極を用いて、被検溶液に対して前記電極間に生じた電圧を検出し、前記比較電極内部液中の前記塩化カリウムの濃度と前記被検溶液の液温とで補償しつつ前記電圧から前記被検溶液のpH値を検知することを特徴とする被検溶液のpH測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/416
, G01N 27/414
FI (2件):
G01N27/46 353
, G01N27/30 301A
引用特許: