特許
J-GLOBAL ID:201703003265170215
密封構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
世良 和信
, 川口 嘉之
, 金井 廣泰
, 坂井 浩一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-106146
公開番号(公開出願番号):特開2017-211060
出願日: 2016年05月27日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】回転トルクの低減を図ることのできる密封構造を提供する。【解決手段】軸200は、環状溝210を介して高圧側(H)に設けられる小径部220と、環状溝210を介して低圧側(L)に設けられる大径部230と、を備え、ハウジング300の軸孔の内周面は、高圧側(H)の方が低圧側(L)よりも内径が小さな段差を有する面で構成されており、かつ段差面330は軸200の軸線方向において環状溝210が設けられる範囲内に設けられると共に、シールリング100は、径方向外側には幅広部120が設けられ、径方向内側には幅狭部130が設けられており、幅広部120の外周面が前記軸孔の内周面のうち内径が小さい部位に密着し、かつ幅広部120における低圧側(L)の側面が環状溝210における低圧側(L)の側壁面に対して摺動自在に接触することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
相対的に回転する軸及びハウジングと、
前記軸の外周に設けられた環状溝に装着され、前記ハウジングに設けられた軸孔と前記軸との間の環状隙間を封止して、流体圧力が変化するように構成された密封対象領域の流体圧力を保持するシールリングと、
を備える密封構造において、
前記軸は、
前記環状溝を介して高圧側に隣接して設けられる小径部と、
前記環状溝を介して低圧側に隣接して設けられ、前記小径部よりも外径が大きな大径部と、
を備え、
前記軸孔の内周面は、高圧側の方が低圧側よりも内径が小さな段差を有する面で構成されており、かつ段差面は前記軸の軸線方向において前記環状溝が設けられる範囲内に設けられると共に、
前記シールリングは、両側面における内周面側に環状に切り欠かれた部位を有することによって、径方向外側には前記軸線方向の幅が広い幅広部が設けられ、径方向内側には前記軸線方向の幅が前記幅広部よりも狭い幅狭部が設けられており、
前記幅広部の外周面が前記軸孔の内周面のうち内径が小さい部位に密着し、かつ前記幅広部における低圧側の側面が前記環状溝における低圧側の側壁面に対して摺動自在に接触することを特徴とする密封構造。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
3J043AA16
, 3J043BA04
, 3J043CA03
, 3J043CB14
, 3J043DA20
引用特許:
審査官引用 (2件)
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シール構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-077760
出願人:株式会社IHI
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シールリング
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-118991
出願人:NOK株式会社
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