特許
J-GLOBAL ID:201703003570048845

光スイッチ及び光スイッチシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 豊田 義元 ,  渡部 比呂志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-152197
公開番号(公開出願番号):特開2015-022242
特許番号:特許第6099144号
出願日: 2013年07月23日
公開日(公表日): 2015年02月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の入力ポートと、複数の出力ポートを備え、前記入力ポートのいずれかから光が入力されると、等しい光強度で分配された光が前記出力ポートのそれぞれから出力される入力用スラブ導波路と、 前記入力用スラブ導波路の前記出力ポートと同数の入力ポートと、複数の出力ポートを備え、前記入力ポートにそれぞれ入力される各光の相対的な位相差に応じて、複数の前記出力ポートのうち光が出力される一つの出力ポートが定まる出力用スラブ導波路と、 前記入力用スラブ導波路の前記出力ポートと、前記出力用スラブ導波路の前記入力ポートを、それぞれ個別に接続する順に並んで隣接する複数のアレイ導波路と、 前記アレイ導波路にそれぞれ挿入されており、前記アレイ導波路のうち隣接する一方の端のアレイ導波路から隣接する他方の端のアレイ導波路に向かう毎に、長さが順次一定の長さだけ長くなっている非線形媒質と、 を有し、 前記入力用スラブ導波路の入力ポートには、ポンプ光と、前記ポンプ光とは異なる波長で且つ前記ポンプ光と同期した信号光が入力され、 前記ポンプ光の強度による前記非線形媒質の屈折率変化量に応じて、前記出力用スラブ導波路の複数の出力ポートのうち前記信号光が出力される一つの出力ポートが定まる光スイッチと、 ポンプ光用の短パルス光を発生する第1の短パルス光源と、 前記ポンプ光用の短パルス光とは異なる波長で且つ前記ポンプ光用の短パルス光と同期した信号光用の短パルス光を発生する第2の短パルス光源と、 光減衰選択器と全光ゲートと光結合器を有すると共に、前記光結合器から出力される光を前記光スイッチの入力ポートに送る複数の光制御回路と、 前記第1の短パルス光源から発生した前記ポンプ光用の短パルス光を分岐し、分岐した前記ポンプ光用の短パルス光の遅延量を異ならせて複数の前記光減衰選択器にそれぞれ伝播する第1の分岐・遅延回路と、 前記第2の短パルス光源から発生した前記信号光用の短パルス光を分岐し、分岐した前記信号光用の短パルス光の遅延量を異ならせ、しかも遅延状態が前記第1の分岐・遅延回路における遅延状態と同じにして、複数の前記全光ゲートにそれぞれ伝播する第2の分岐・遅延回路とを有し、 前記光減衰選択器は、それぞれ、前記第1の分岐・遅延回路により伝播されてきた前記ポンプ光用の短パルス光を複数に分岐すると共に、分岐した前記短パルス光に対して減衰強度を異ならせて減衰し、分岐・減衰した前記パルス光の一つをポンプ光として出力し、 前記全光ゲートは、それぞれ、前記第2の分岐・遅延回路により伝播されてきた前記信号光用の短パルス光を、外部から入力される光パケット情報に対応した制御光があるときに透過させると共に前記制御光が無いときに減衰させることにより、信号光として出力し、 前記光結合器は、それぞれ、前記光減衰選択器から出力された前記ポンプ光と、このポンプ光に同期した前記全光ゲートから出力された前記信号光とを合波して、前記光スイッチの入力ポートの一つに送ることを特徴とする光スイッチシステム。
IPC (1件):
G02F 1/365 ( 200 6.01)
FI (1件):
G02F 1/365
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 光合分波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-124772   出願人:日本電信電話株式会社
  • 光空間スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-017000   出願人:日本電信電話株式会社
  • 光制御型半導体光スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-248451   出願人:株式会社東芝
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審査官引用 (5件)
  • 光合分波器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-124772   出願人:日本電信電話株式会社
  • 光空間スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-017000   出願人:日本電信電話株式会社
  • 光制御型半導体光スイッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-248451   出願人:株式会社東芝
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