特許

J-GLOBAL ID：201703003757099281

溶解クラフトパルプの製造方法

発明者： 高山 雅人 ,  陶山 健一郎 ,  佐藤 加奈 ,  小野 敦 ,  黒須 一博
出願人/特許権者： 日本製紙株式会社
代理人 (4件)： 小野 新次郎 ,  中村 充利 ,  小笠原 有紀 ,  新井 規之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-185099
公開番号（公開出願番号）：特開2016-211142
出願日： 2016年09月23日
公開日（公表日）： 2016年12月15日
要約：

【課題】本発明の課題は、針葉樹材を原料として、高品質の溶解パルプをクラフト蒸解法により製造する技術を提供することにある。【解決手段】本発明によって、(a)針葉樹のチップを含む木材チップに水を添加し、温度150〜180°Cで30〜400分間処理し、木材チップに含まれるヘミセルロース分の分解または溶出を行う工程、(b)処理後の木材チップを洗浄し、木材チップを回収する工程、(c)回収した木材チップをクラフト蒸解してパルプを製造する工程、を含む、針葉樹材から溶解パルプを製造する方法が提供される。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

(a)針葉樹のチップを含む木材チップに水を添加し、温度150〜180°Cで30〜400分間処理し、木材チップに含まれるヘミセルロース分の分解または溶出を行う工程、(b)処理後の木材チップを洗浄し、木材チップを回収する工程、 (c)回収した木材チップをクラフト蒸解してパルプを製造する工程、 を含む、針葉樹材から溶解パルプを製造する方法。

IPC (3件)：

D21C 3/02 ,  D21C 1/02 ,  D21C 9/10

FI (3件)：

D21C3/02 ,  D21C1/02 ,  D21C9/10

Fターム (11件)：

4L055AA02 ,  4L055AB02 ,  4L055AB04 ,  4L055BA03 ,  4L055BA08 ,  4L055BA20 ,  4L055BB11 ,  4L055EA19 ,  4L055EA22 ,  4L055EA24 ,  4L055FA23

引用特許：

出願人引用 (6件)

• 特開昭58-126387
  
• 薬剤増強洗浄法を用いて行う木材チップの加水分解と蒸解のための二槽反応器システムと方法。
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-132885   出願人：アンドリッツインコーポレーテッド
• 低平均重合度値を有するアルカリ法パルプ及びその製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2001-584616   出願人：ウェヤーハウザー・カンパニー
• 高白色度漂白クラフトパルプの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-334454   出願人：日本製紙株式会社
• 溶解パルプの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-102082   出願人：王子ホールディングス株式会社
• 特許第6075976号
  

審査官引用 (8件)

• 特開昭58-126387
  
• 薬剤増強洗浄法を用いて行う木材チップの加水分解と蒸解のための二槽反応器システムと方法。
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-132885   出願人：アンドリッツインコーポレーテッド
• 低平均重合度値を有するアルカリ法パルプ及びその製造方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2001-584616   出願人：ウェヤーハウザー・カンパニー
• 高白色度漂白クラフトパルプの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-334454   出願人：日本製紙株式会社
• 溶解パルプの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-102082   出願人：王子ホールディングス株式会社
• 特許第6075976号
  
• 特開昭58-126387
  
• 特許第6075976号
  

引用文献：

出願人引用 (1件)

• Handbook of Pulp, 20080130, Volume 1, 346, 351-355, 358-359

審査官引用 (2件)

• Handbook of Pulp, 20080130, Volume 1, 346, 351-355, 358-359
• Handbook of Pulp, 20080130, Volume 1, 346, 351-355, 358-359