特許
J-GLOBAL ID:201703004000741985

伸縮自在シャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-030256
公開番号(公開出願番号):特開2017-145945
出願日: 2016年02月19日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】雄スプライン部と雌スプライン部とのがたつきを小さく抑えられる構造を採用した場合にも、インナシャフトとアウタチューブとを安定して摺動させる事ができ、更に、インナシャフトの雄スプライン部と小径軸部との間に存在する連続部の剛性を確保する事ができる構造を実現する。【解決手段】インナシャフト9bのうち、雄スプライン部8bが形成された部分の内周面の軸方向一方側から順に、大径孔部42、内径寸法がこの大径孔部42の内径寸法よりも小さい中径孔部43、内径寸法がこの中径孔部43の内径寸法よりも小さい小径孔部16aを形成する。中径孔部43と小径孔部16aとの間に存在する第二の連続段部69を、連続部21aの外周面よりも軸方向一方側に設ける。これにより、雄スプライン部8bの内周面の軸方向他端部に、全周に亙り径方向内方に張り出した内向張出部70を設ける。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸方向一端部の外周面に形成された雄スプライン部と、該雄スプライン部よりも軸方向他方側部分に設けられ、外径寸法が、該雄スプライン部の外接円の直径よりも小さい小径軸部とを有する中空状のインナシャフトと、 内周面に雌スプライン部が形成されたアウタチューブと、 前記雄スプライン部の外周面を覆う状態で設けられたコーティング層とを備えており、 前記雄スプライン部と前記雌スプライン部とを、前記コーティング層を介してスプライン係合させる事により、前記インナシャフトと前記アウタチューブとがトルク伝達可能、且つ、全長を伸縮可能な状態に組み合わされている伸縮自在シャフトであって、 前記インナシャフトのうちの前記雄スプライン部が形成された部分が、軸方向一端部に設けられた薄肉部と、該薄肉部よりも軸方向他方側に設けられ、径方向に関する厚さ寸法が該薄肉部よりも大きい厚肉部とを有しており、 前記インナシャフトの内周面は、前記薄肉部の内周面に形成された大径孔部と、該大径孔部よりも軸方向他方側に形成された中径孔部と、該中径孔部よりも軸方向他方側に形成された小径孔部とを有しており、 前記中径孔部と前記小径孔部との間に存在する連続段部が、前記雄スプライン部と前記小径軸部との間に存在する連続部の外周面よりも軸方向一方側に位置する事により、前記雄スプライン部の内周面の軸方向他端部に、全周に亙り径方向内方に張り出した内向張出部が形成されている、 伸縮自在シャフト。
IPC (2件):
F16C 3/03 ,  F16D 1/02
FI (2件):
F16C3/03 ,  F16D1/02 M
Fターム (8件):
3J033AA01 ,  3J033AB04 ,  3J033AB10 ,  3J033BA02 ,  3J033BA07 ,  3J033BA08 ,  3J033BC02 ,  3J033BC03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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