特許
J-GLOBAL ID:201703004022219026

化石燃料燃焼発電設備の排気から窒素酸化物を還元する排気浄化装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 巖 ,  山本 浩
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-518926
特許番号:特許第6067848号
出願日: 2013年05月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】燃焼プロセスから出る窒素酸化物含有排気(AG1)中の窒素酸化物NOxを還元する方法であって、 a) 前記排気(AG1)及び第1還元剤(R1)を第1反応プロセス(K1)で処理し、前記排気中に存在する窒素酸化物NOxの一部を、第1反応温度(T1)の選択触媒還元により水H2Oと窒素N2へ還元して、窒素酸化物還元内容物NOxを含む排気(AG2)を生成し、 b) 前記窒素酸化物還元内容物NOxを含む排気(AG2)に存在する一酸化窒素NOの一部を、第2反応プロセス(K2)において第2反応温度(T2)で酸素O2により二酸化窒素NO2へ酸化して、二酸化窒素NO2に対し一酸化窒素NOをある割合(V)含んだ排気(AG3)を生成し、 c) この排気(AG3)及び第2還元剤(R2)を第3反応プロセス(K3)で処理し、当該還元剤(R2)を用いた第3反応温度(T3)の急速選択触媒還元により一酸化窒素NO及び二酸化窒素NO2を水H2Oと窒素N2へ還元して、窒素酸化物NOxを実質含まない排気(AG4)を生成する方法において、 前記排気(AG1)へ導入する前記第1還元剤(R1)を、前記第1反応プロセス(K1)において経時的に平均して前記第1還元剤(R1)の完全な変換が達成されるように、第1調節プロセス(28)を経て導入し、 前記第1調節プロセス(28)において、 a) 前記第1反応プロセス(K1)より上流の第1測定手段(P1)で、排気質量流量(QAg1)、一酸化窒素NO濃度(C1)及び排気温度(T4)を測定し、第1評価及び制御プロセス(30)で、温度、前記第1反応プロセス(K1)におけるアンモニアNH3の添加量、及び一酸化窒素NO濃度(C1)に応じ、一酸化窒素還元に関する特性データを利用して、前記第1反応プロセス(K1)後の一酸化窒素NOの予定濃度(C2)を算定し、 b) 前記第1反応プロセス(K1)と前記第2反応プロセス(K2)との間の第2測定手段(P2)で一酸化窒素NO濃度(C3)を測定し、 c) 前記算定濃度(C2)と前記測定濃度(C3)とを比較して、前記算定濃度(C2)が前記測定濃度(C3)を下回ると、導入する前記第1還元剤(R1)の量を第1制御プロセス(31)によって減らす、方法。
IPC (3件):
B01D 53/86 ( 200 6.01) ,  F23J 15/00 ( 200 6.01) ,  B01D 53/90 ( 200 6.01)
FI (3件):
B01D 53/86 222 ,  F23J 15/00 ZAB A ,  B01D 53/90
引用特許:
審査官引用 (5件)
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