特許
J-GLOBAL ID:201703004582488928
水中微生物担体資材、並びにそれを用いた水中微生物誘導増殖方法及び水域施肥方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 和人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-203080
公開番号(公開出願番号):特開2017-074041
出願日: 2016年10月14日
公開日(公表日): 2017年04月20日
要約:
【課題】閉鎖水系や開放水系で長期に亘り水質浄化効果を維持でき、低コストに実施可能で竹の有効活用が可能な水中微生物担体資材及び水中微生物誘導増殖方法の提供。【解決手段】生竹稈を繊維細胞の細胞壁が裂開するよう圧縮粉砕した綿状生竹繊維を袋体の内部に充填し封止し水中微生物担体資材とする。この水中微生物担体資材を水中に沈設する。水中微生物は、裂開した繊維細胞壁内に入り込み定着・繁殖しこの中で生態系を形成する。この生態系により水中の有機物は効率的に分解され、水中の富栄養化が抑制されて水質浄化が促進される。竹繊維は腐食・消失までに数年程度かかり、数年に亘り微生物担体は消失せずに維持される。また、自然環境水域では細胞壁内に発生する窒素固定菌が窒素固定し、水生植物の繁殖を促し、繁殖した水生植物が水中のリン酸イオンを取り込み、水中の富栄養化が抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水中に沈設し、水中に浮遊する微生物を定着させ繁殖させるために用いられる水中微生物担体資材であって、
生竹の稈を二軸圧縮粉砕機により繊維細胞の細胞壁が裂開される程度に圧縮粉砕してなる綿状生竹繊維が、織布又は不織布若しくは網目状の繊維シート部材により袋状に構成された資材包持嚢袋の内部に充填し封止されたことを特徴とする水中微生物担体資材。
IPC (2件):
FI (2件):
A01K61/00 311
, A01K61/00
Fターム (6件):
2B003AA01
, 2B003BB00
, 2B003CC03
, 2B003CC04
, 2B003DD00
, 2B003DD06
引用特許:
審査官引用 (11件)
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水質浄化材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-272212
出願人:日本植生株式会社
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特許第4519931号
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アマモ場の造成に用いる播種基体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-356455
出願人:日本植生株式会社
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炭素材を主成分とする微生物増殖床
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-268351
出願人:株式会社造形
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特開昭63-267223
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漁礁用人工石及びその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-377331
出願人:佐藤勝朗
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特許第4519931号
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特開昭63-267223
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有機物漁礁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-111703
出願人:株式会社宮田エンジニアリング
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有機物漁礁及び有機物漁礁集合体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-146048
出願人:株式会社宮田エンジニアリング
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餌箱漁礁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-275246
出願人:株式会社宮田エンジニアリング
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