特許
J-GLOBAL ID:201703005514597014

機械の誤差補償システム及び誤差補償方法、誤差補償プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石田 喜樹 ,  上田 恭一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-145157
公開番号(公開出願番号):特開2017-027360
出願日: 2015年07月22日
公開日(公表日): 2017年02月02日
要約:
【課題】幾何誤差を補正パラメータとして補正制御を行った場合の機械の運動精度や加工精度の改善状態を事前に判断できるようにする。【解決手段】誤差補償システムは、主軸のタッチプローブによりテーブル上のターゲット球の初期位置を計測し、初期位置計測値から回転軸を複数角度に割り出す指令値を算出してタッチプローブ及びターゲット球を位置決めし、ターゲット球の位置をそれぞれ計測する制御部21及び計測値取得部23、計測指令値生成部24と、計測値を元に幾何誤差を同定する幾何誤差同定計算部25と、幾何誤差同定値を元に補正パラメータを算出する補正パラメータ算出部26と、補正パラメータを用いて補正制御する制御部21と、補正制御を実行した場合の計測値の予想値を算出し、計測値及び予想値から精度指標値を算出する精度指標演算部27と、精度指標値を報知する画面表示部28と、を含んでなる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
3軸以上の並進軸と、1軸以上の回転軸と、回転可能な主軸と、テーブルとを有する機械に設けられ、 前記主軸と前記テーブルとの何れか一方に取り付けられる位置計測センサにより、他方に取り付けられる被測定治具の三次元空間上の初期位置を計測する初期位置計測手段と、 当該初期位置計測値から前記回転軸を複数角度に割り出した際の前記位置計測センサ及び前記被測定治具の指令値を算出する指令値算出手段と、 前記指令値に基づいて前記位置計測センサ及び前記被測定治具を複数箇所に位置決めし、前記位置計測センサにより前記被測定治具の三次元空間上の位置をそれぞれ計測する計測値取得手段と、 前記計測値取得手段により得られる計測値を元に、前記並進軸及び/又は前記回転軸に関する幾何誤差を同定する幾何誤差同定手段と、 前記幾何誤差同定手段により得られる幾何誤差同定値を元に補正パラメータを算出する補正パラメータ算出手段と、 前記補正パラメータを用いて機械の動作を補正制御する制御手段と、を含んでなる誤差補償システムであって、 前記補正制御を実行した場合の各計測位置における前記計測値の予想値を算出する補正後予想値演算手段と、 少なくとも前記計測値及び前記予想値を用いて前記幾何誤差同定値の精度指標値を算出する精度指標値算出手段と、 前記精度指標値を報知する報知手段と、 を備えることを特徴とする機械の誤差補償システム。
IPC (5件):
G05B 19/404 ,  B23Q 17/00 ,  G01B 5/00 ,  G01B 5/008 ,  G01B 21/20
FI (5件):
G05B19/404 H ,  B23Q17/00 A ,  G01B5/00 P ,  G01B5/008 ,  G01B21/20 101
Fターム (38件):
2F062AA04 ,  2F062AA10 ,  2F062BB09 ,  2F062BC56 ,  2F062DD01 ,  2F062DD23 ,  2F062DD35 ,  2F062EE01 ,  2F062FF05 ,  2F062FF17 ,  2F062HH01 ,  2F062JJ01 ,  2F062MM03 ,  2F062MM04 ,  2F062MM05 ,  2F062NN01 ,  2F069AA04 ,  2F069AA66 ,  2F069BB01 ,  2F069BB04 ,  2F069DD19 ,  2F069EE04 ,  2F069FF01 ,  2F069FF03 ,  2F069GG01 ,  2F069HH01 ,  2F069JJ08 ,  2F069LL01 ,  3C029EE02 ,  3C269AB31 ,  3C269BB03 ,  3C269CC02 ,  3C269CC15 ,  3C269EF10 ,  3C269EF92 ,  3C269JJ14 ,  3C269JJ18 ,  3C269MN16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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