特許

J-GLOBAL ID：201703005844537220

内燃機関のフィルタ再生制御システム及び内燃機関のフィルタ再生制御方法

発明者： 青木 秀樹
出願人/特許権者： 株式会社豊田自動織機
代理人 (1件)： 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-085753
公開番号（公開出願番号）：特開2017-194032
出願日： 2016年04月22日
公開日（公表日）： 2017年10月26日
要約：

【課題】内燃機関の排気ガス中の粒子状物質を捕集するDPFの自動再生の処理において、作業者が自動再生を意識することなく手間なく低負荷作業を実行することを可能として、作業者の意思によらないDPFの自動再生と、作業者の意思による作業と、を両立させ、作業効率の低下を抑制することができる、内燃機関のフィルタ再生制御システム及び内燃機関のフィルタ再生制御方法を提供する。【解決手段】制御装置は、粒子状物質の堆積量が再生開始閾値を超えた場合、自動再生を開始し、自動再生の実行中は、排気ガスの温度を上昇させるフィルタ再生用燃焼モードにて内燃機関を制御し、目標回転指示部から指示された指示目標回転数が再生用下限回転数未満である場合、内燃機関の下限回転数を、操作ロック部の状態に応じて、指示目標回転数あるいは再生用下限回転数のいずれかに切り替えて制御し、触媒の温度に応じて再生処理実行部を制御する。【選択図】図3

請求項（抜粋）：

内燃機関と、 前記内燃機関によって駆動される油圧ポンプと、 前記油圧ポンプから吐出される作動油による油圧によって作動される作業機と、 前記作業機を動作させるために操作される作業機操作部と、 前記作業機操作部からの操作指示を有効とするか無効とするかを、切り替え可能な操作ロック部と、 前記内燃機関からの排気ガス中に含まれている粒子状物質を捕集する粒子捕集フィルタと、 前記粒子捕集フィルタに堆積する粒子状物質の堆積量を検知する堆積量検知部と、 前記内燃機関から前記粒子捕集フィルタまでの排気経路に設けられた触媒と、 前記内燃機関の目標回転数を指示する目標回転指示部と、 前記粒子捕集フィルタに流入する前記排気ガスの温度を上昇させて前記粒子捕集フィルタに捕集された粒子状物質を燃焼焼却させるフィルタ再生処理を実行する再生処理実行部と、 前記内燃機関及び前記再生処理実行部の動作を制御する制御装置と、を有し、 前記制御装置には、前記フィルタ再生処理の実行中における前記内燃機関の下限回転数として予め設定された再生用下限回転数が記憶されており、 前記制御装置は、前記堆積量検知部が検知する粒子状物質の堆積量が再生開始閾値を超えたと判定した場合、自動再生の実行を開始し、前記自動再生の実行中は、 前記内燃機関から排出される排気ガスの温度を上昇させるフィルタ再生用燃焼モードにて前記内燃機関を制御し、 前記目標回転指示部から指示された指示目標回転数が前記再生用下限回転数以上である場合、前記内燃機関の回転数を当該指示目標回転数に制御し、前記指示目標回転数が前記再生用下限回転数未満である場合、前記内燃機関の回転数を、前記操作ロック部の状態に応じて、前記指示目標回転数あるいは前記再生用下限回転数のいずれかに切り替えて制御し、 前記触媒の温度に応じて、前記フィルタ再生処理が実行されるように前記再生処理実行部を制御する、 内燃機関のフィルタ再生制御システム。

IPC (7件)：

F01N 3/023 ,  F01N 3/035 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/025 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/04 ,  E02F 9/00

FI (8件)：

F01N3/023 A ,  F01N3/023 K ,  F01N3/035 E ,  F01N3/24 E ,  F01N3/025 101 ,  F02D29/00 B ,  F02D29/04 G ,  E02F9/00 D

Fターム (39件)：

2D015CA02 ,  3G091AA05 ,  3G091AA18 ,  3G091AB02 ,  3G091AB13 ,  3G091BA01 ,  3G091CB01 ,  3G091EA07 ,  3G091EA17 ,  3G091EA32 ,  3G091EA34 ,  3G091FA04 ,  3G091HA15 ,  3G091HA36 ,  3G091HA37 ,  3G093AA08 ,  3G093AB01 ,  3G093BA20 ,  3G093DA01 ,  3G093DB22 ,  3G093EA03 ,  3G093EC04 ,  3G190AA06 ,  3G190AA12 ,  3G190BA11 ,  3G190BA48 ,  3G190CB18 ,  3G190CB23 ,  3G190CB34 ,  3G190CB35 ,  3G190DA03 ,  3G190DA08 ,  3G190DA09 ,  3G190DB02 ,  3G190DD03 ,  3G190EA01 ,  3G190EA02 ,  3G190EA14 ,  3G190EA25

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 作業車両および作業車両の制御方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-081374   出願人：株式会社小松製作所
• 排ガス後処理装置の排気噴射制御方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2013-085799   出願人：いすゞ自動車株式会社
• ディーゼルエンジンの排気処理装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-076934   出願人：株式会社クボタ