特許
J-GLOBAL ID:201703005855952890

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理装置の制御プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人梶・須原特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-073211
公開番号(公開出願番号):特開2014-197807
特許番号:特許第6191199号
出願日: 2013年03月29日
公開日(公表日): 2014年10月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 記録媒体に液体を吐出するための複数の吐出口を有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドと記録媒体とを所定方向に沿って相対移動させる移動機構と、一つの記録媒体上の液体が着弾し得る各ドットに対応する各画素の階調値がN階調(Nは3以上の整数)で表された入力画像データに基づいて、当該入力画像データにおける各画素の階調値に関連付けられた液体量の液体が当該各画素に対応する各ドットの位置に吐出されるよう前記液体吐出ヘッド、及び前記移動機構を制御する記録制御手段とを備えた液体吐出装置において使用される前記入力画像データを生成する画像処理装置であって、 前記複数の吐出口から吐出される液体の液体量のバラツキを補正するための補正値を、前記複数の吐出口それぞれに対応して記憶する補正値記憶手段と、 一つの記録媒体上の各ドットに対応する各画素の階調値がM階調(Mは、前記Nよりも大きい整数)で表されるM値画像データから、各画素がN階調で表されるN値画像データを生成する量子化手段と、 前記量子化手段により生成された前記N値画像データを、前記補正値記憶手段に記憶された前記補正値に基づいて補正して前記入力画像データを生成する補正手段と を備え、 前記補正手段は、 前記量子化手段により生成された前記N値画像データの各画素の階調値を、L階調(Lは、前記Nよりも大きい整数)のL個の階調値のうちのN個の代表階調値の何れかに割り当てる割当処理と、 前記N値画像データにおける、任意の一つの前記吐出口から吐出される液体が着弾し得る記録媒体上の複数のドットに対応する複数の画素が、これら複数の画素に対応する前記複数のドットの前記所定方向に沿った配列順に従った順に配列された画素列において、当該画素列に属する画素の前記代表階調値それぞれを、前記補正値記憶手段に記憶された、前記任意の一つの吐出口に対応する前記補正値を加算して補正階調値に補正する補正値加算処理と、 前記補正値加算処理により補正された、前記N値画像データの各画素の前記補正階調値を、N階調に量子化する量子化処理であって、任意の一つの前記画素列に属する各画素の前記補正階調値の量子化に関して、前記任意の一つの画素列の一端から他端に向かう列方向に沿って、前記任意の一つの画素列の一端にある画素から順に処理対象画素として、当該処理対象画素の前記補正階調値をN階調に量子化し、且つ、この量子化の際に発生する誤差を、前記任意の一つの画素列における前記列方向において前記処理対象画素と隣接する画素の前記補正階調値にのみ拡散させる量子化処理と を行い、且つ、 前記補正値記憶手段には、前記N値画像データのN個の階調それぞれに対応して、一つの前記吐出口当たりN個の前記補正値が記憶されており、且つ、一つの前記吐出口に係るN個の前記補正値が、前記N値画像データのN個の階調における、前記吐出口から吐出される液体の液体量が多い液体量に関連付けられた階調に対応する前記補正値ほど、その絶対値が大きくなるように記憶されていることを特徴とする画像処理装置。
IPC (4件):
H04N 1/40 ( 200 6.01) ,  G06T 5/00 ( 200 6.01) ,  B41J 2/01 ( 200 6.01) ,  B41J 2/52 ( 200 6.01)
FI (4件):
H04N 1/40 103 B ,  G06T 5/00 ,  B41J 2/01 ,  B41J 2/52
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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