特許
J-GLOBAL ID:201703005935620945

骨折部固定具および骨折部固定術用器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-086439
公開番号(公開出願番号):特開2016-202919
出願日: 2016年04月22日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】骨折部における骨片の回転を確実に規制可能であり、かつ、骨片への刺入が確実かつ容易に行うことができる骨折部固定具を提供する。【解決手段】骨折部固定具1は、筒状スリーブ2と、スリーブ2内に軸方向に移動可能に収納されたフックピン保有部3からなる。スリーブは、先端閉塞部22と、側孔24a,24bを備え、フックピン保有部は、後方からの押込により、側孔より突出するフックピン5,6を備える。一方のフックピン5の本体部は、一方の側部下方に傾斜した状態にて軸方向に延び、他方のフックピン6の本体部は他方の側部下方に傾斜した状態で軸方向に延びている。本体部51,61は、徐々に肉薄となりかつフックピン5,6の外側面方向に湾曲した骨内進入用薄肉先端部52,62を備える。【選択図】図29
請求項(抜粋):
筒状スリーブと、前記スリーブ内に軸方向に移動可能に収納されたフックピン保有部とからなる骨折部固定具であって、 前記スリーブは、先端閉塞部と、先端部側部に設けられた2つの側孔とを備え、 前記フックピン保有部は、保有部本体と、前記保有部本体より先端方向に延び、前記フックピン保有部の後方からの押込により、前記スリーブの前記側孔より突出する2本のフックピンとを備え、 前記2本のフックピンは、基部と、前記基部より先端方向に延び、かつ細長い平板状の本体部を備え、さらに、前記2本のフックピンは、前記本体部における軸方向上部が近接し、軸方向下部が離間し、一方のフックピンの前記本体部は一方の側部下方に傾斜した状態にて軸方向に延び、他方のフックピンの前記本体部は他方の側部下方に傾斜した状態で軸方向に延びるものとなっており、さらに、前記本体部は、徐々に肉薄となりかつ前記フックピンの外側面方向に湾曲した骨内進入用薄肉先端部を備え、 前記スリーブは、前記先端閉塞部の内面に形成され、前記2つの側孔間に位置し後方に突出しかつ上下方向に延びる頂部と、前記頂部の両側部に設けられ、前記側孔に向かって延びる2つのフックピン先端部誘導面を備え、 前記2本のフックピンの前記骨内進入用薄肉先端部は、前記フックピン保有部の後方からの押込により、前記スリーブの前記側孔より斜め上方に向かって突出するものとなっていることを特徴とする骨折部固定具。
IPC (1件):
A61B 17/74
FI (1件):
A61B17/74
Fターム (4件):
4C160LL27 ,  4C160LL54 ,  4C160LL55 ,  4C160LL56
引用特許:
審査官引用 (3件)

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