特許
J-GLOBAL ID:201703005954727068

軌道輪の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-102344
公開番号(公開出願番号):特開2017-209683
出願日: 2016年05月23日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】エッジロードによる破損を抑制し、作動滑りによる発熱を低減することが可能な軌道輪の製造方法を提供する。【解決手段】成形台3において鋼材2をA1変態点以上の温度に加熱した後に鋼材2の一部をリング状に打ち抜き、その後、成形台3においてリング状の鋼材2を焼入処理することにより軌道輪を得る工程を備える。軌道輪を得る工程では、鋼材2の表面に沿った少なくとも一方向において成形台3を挟んで間隔を隔てた鋼材2の第1部分と第2部分との間に張力を加えた状態で、加熱と打ち抜きとを行う。張力は、第1部分と第2部分との間隔を、軌道輪を得る工程において上記温度に加熱されることによる鋼材2の第1部分と第2部分との間隔の熱膨張量に対応する長さ分広げるように印加される。成形台3は、鋼材2を打ち抜くための第1の型30および第1の型30に対向する第2の型36を含み、第1の型30または第2の型31,32の成形面は凹形状の曲面35Aを有する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
軌道輪の製造方法であって、 鋼材および前記鋼材から前記軌道輪を得るための成形台を準備する工程と、 前記鋼材を前記成形台に設置する工程と、 前記成形台において前記鋼材をA1変態点以上の温度に加熱した後に前記鋼材の一部をリング状に打ち抜き、その後、前記成形台においてリング状の前記鋼材を焼入れ処理することにより前記軌道輪を得る工程とを備え、 前記軌道輪を得る工程では、前記鋼材の表面に沿った少なくとも一方向において前記成形台を挟んで間隔を隔てた前記鋼材の第1部分と第2部分との間に張力を加えた状態で、前記加熱と前記打ち抜きとを行い、 前記張力は、前記第1部分と前記第2部分との間隔を、前記軌道輪を得る工程において前記温度に加熱されることによる前記鋼材の前記第1部分と前記第2部分との間隔の熱膨張量に対応する長さ分広げるように印加され、 前記成形台は、前記鋼材を打ち抜くための第1の型および前記第1の型に対向する第2の型を含み、前記第1の型または前記第2の型の成形面は凹形状の曲面を有する、軌道輪の製造方法。
IPC (12件):
B21D 28/00 ,  C21D 9/00 ,  C21D 1/18 ,  C21D 9/40 ,  B21D 53/10 ,  B21D 28/02 ,  B21D 37/16 ,  B21J 5/08 ,  B21J 5/00 ,  B21J 1/06 ,  F16C 33/64 ,  F16C 33/62
FI (12件):
B21D28/00 B ,  C21D9/00 A ,  C21D1/18 C ,  C21D9/40 A ,  B21D53/10 Z ,  B21D28/02 Z ,  B21D37/16 ,  B21J5/08 Z ,  B21J5/00 A ,  B21J1/06 Z ,  F16C33/64 ,  F16C33/62
Fターム (44件):
3J701AA13 ,  3J701AA53 ,  3J701BA51 ,  3J701BA70 ,  3J701DA03 ,  3J701DA09 ,  3J701DA20 ,  3J701EA02 ,  3J701EA10 ,  3J701FA31 ,  3J701XB03 ,  3J701XB33 ,  3J701XE03 ,  3J701XE30 ,  4E048AB03 ,  4E048BA01 ,  4E048BA05 ,  4E048BA06 ,  4E050GA02 ,  4E050GA04 ,  4E087BA02 ,  4E087BA19 ,  4E087CA33 ,  4E087CB01 ,  4E087CB04 ,  4E087CC03 ,  4E087DB05 ,  4E087DB07 ,  4E087DB15 ,  4E087DB22 ,  4E087DB23 ,  4E087EC24 ,  4E087HA41 ,  4K042AA23 ,  4K042BA13 ,  4K042BA14 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01 ,  4K042DB02 ,  4K042DB08 ,  4K042DC02 ,  4K042DC04 ,  4K042DD01 ,  4K042EA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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