特許
J-GLOBAL ID:201703006852151567

心的外傷後ストレス障害(PTSD)のための診断用バイオマーカーを検出及び監視するため、並びに同障害の自殺型と非自殺型とを識別するためのプロセス及びキット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高岡 亮一 ,  小田 直 ,  高橋 香元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-241059
公開番号(公開出願番号):特開2017-078720
出願日: 2016年12月13日
公開日(公表日): 2017年04月27日
要約:
【課題】心的外傷後ストレス障害(PTSD)として知られる感情障害及び行動障害等につき、診断方法及び治療計画作成方法を提供する。【解決手段】PTSDを有する疑いのある対象及び/又は希死念慮傾向性を有する対象の生物学的検体中のP-11、UBE3A、STY1、EMAP-11、SIP1、ORC5L、DCX、SCYEタンパク質等の、少なくとも1つのマーカー量を、精神障害を有さない正常な対象における前記少なくとも1つのマーカーの正常な対象の量、又は前記罹患対象の前記少なくとも1つのマーカーの過去の量と比較すること、を含み、前記量と、前記正常な対象の量又は前記過去の量との差が、前記罹患対象における精神障害の指標である方法。【選択図】図7
請求項(抜粋):
精神障害の存在を判定するプロセスであって、 精神障害の疑いのある罹患対象から生物学的検体を採取することと、 少なくとも1つのマーカーが、(i)シナプトタグミン1(STY1);(ii)ユビキチンタンパク質リガーゼE3Aポリメラーゼ(UBE3A);(iii)デルタ1触媒サブユニット125kDa、(iV)小誘導性サイトカインサブファミリーE、メンバー1(SCYE1);(v)非転移性細胞1タンパク質(NM23A);(vi)タンパク質キナーゼC様1;核タンパク質、毛細血管拡張性運動失調症遺伝子座;(vii)モノクローナル抗体Ki-67によって特定される抗原;(viii)ホスホリパーゼCベータ1(ホスホイノシチド特異的);(ix)カリウム電位依存性チャネル、サブファミリーH(eag関連)、メンバー6;(x)内皮単球活性化ポリペプチド(EMAP-II);(xi)生存運動ニューロンタンパク質結合タンパク質(SIP1);(xii)複製開始点認識複合体サブユニット5様タンパク質(ORC5L);(xiii)ダブルコルテックス;X染色体連鎖性滑脳症(DCX);(xiv)ユビキチンカルボキシル末端エラスターゼL-1(UCH-L1);(xv)グリア筋原繊維酸性タンパク質(GFAP);(xvi)α2-スペクトリン;(xvii)シナプトフィシン、(xviii)α-シヌクレイン、(xix)ニューログラニン、(xx)S-100β、(xxi)ニューロフィラメントタンパク質F、H及びN、(xxii)マイクロチューブリンタンパク質、(xxiii)ミエリン塩基性タンパク質、(xxiv)コラプシン応答仲介タンパク質(CRMP)、及び(xxv)P-11、並びに(xxxvi)P2RX7、或いはこれらの組み合わせであり、精神障害に関連する前記少なくとも1つのマーカーの量について前記検体を測定することと、 前記少なくとも1つのマーカーの量を、精神障害を有さない正常な対象における前記少なくとも1つのマーカーの正常な対象の量、又は前記罹患対象の前記少なくとも1つのマーカーの過去の量と比較することと、を含み、 前記量と、前記正常な対象の量又は前記過去の量との差が、前記罹患対象における精神障害の指標である、プロセス。
IPC (3件):
G01N 33/68 ,  G01N 33/53 ,  C12Q 1/68
FI (3件):
G01N33/68 ,  G01N33/53 D ,  C12Q1/68 Z
Fターム (16件):
2G045AA25 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045CB03 ,  2G045CB07 ,  2G045CB12 ,  2G045DA36 ,  4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR42 ,  4B063QS25 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Learn Mem., 20101222, 18(1), 49-57

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