特許
J-GLOBAL ID:201703007231112408
運動学習の効果促進に最適な注意の向け方を判別する方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菊間 忠之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-256090
公開番号(公開出願番号):特開2017-118912
出願日: 2015年12月28日
公開日(公表日): 2017年07月06日
要約:
【課題】機能回復訓練などの運動学習の効果を促進させるために、客観性の高い指標に基づいて、個々人の最適な注意の向け方を判別できるシステムを提供する。【解決手段】判別システムは、被験者の前頭前野に対応する部分の頭皮にプローブ8を設置し、且つ後頭頂葉に対応する部分の頭皮にプローブ9を設置している状態が示されている。プローブ8,9は、コード4を経て測定器に繋がっている。脳の活動度の測定は、血流量、血液酸素化度、電位、電流、温度、磁気などの計測によって行うことができる。前頭前野の活動度AEF,AIF、および後頭頂葉の活動度BEF,BIFを、例えば、fNIRSにて測定されるヘモグロビン濃度の増加量で代表させることができる。なお、前頭前野および後頭頂葉の両方の活動度を測定することによって、注意の制御に関わると言われている前頭-頭頂ネットワークの活動状態を把握することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者に身体外部に注意を向けるようにした上で、所定の運動課題を被験者に行わせ、その際における被験者の、前頭前野の活動度AEF、後頭頂葉の活動度BEFおよび運動パフォーマンスCEFを測定し、
被験者に身体内部に注意を向けるようにした上で、所定の運動課題を被験者に行わせ、その際における被験者の、前頭前野の活動度AIF、後頭頂葉の活動度BIFおよび運動パフォーマンスCIFを測定し、
活動度AEFおよび活動度AIFに基いて前頭前野の活動選好AEF-IFを評価し、
活動度BEFおよび活動度BIFに基いて後頭頂葉の活動選好BEF-IFを評価し、
運動パフォーマンスCEFおよび運動パフォーマンスCIFに基いて被験者の運動パフォーマンス選好CEF-IFを評価し、
前頭前野の活動選好AEF-IF、後頭頂葉の活動選好BEF-IFおよび被験者の運動パフォーマンス選好CEF-IFに基いて被験者の運動学習選好を評価することを含む、
被験者の運動学習に最適な注意の向け方を判別する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B5/14 322
, A61B5/16 300Z
Fターム (4件):
4C038KK01
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038PR02
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る