特許
J-GLOBAL ID:201703007235752010
ハニカム構造体製造用の金型、金型の製造装置及びハニカム構造体の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-046004
公開番号(公開出願番号):特開2017-159548
出願日: 2016年03月09日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】組み付け不要で、成形時の応力が特定部位に集中することがなく、成形速度を高めて、任意のセル形状の複合型のハニカム構造体を寸法精度よく成形し、生産性を向上可能な金型とその製造装置、及び金型を用いたハニカム構造体の製造方法を提供すること。【解決手段】複数のセル密度領域H11、H21と環状の境界壁H3を有するハニカム構造体Hを製造する金型1は、単一の金型本体11の押出面13に開口するハニカム状のスリット部3を、上記複数のセル密度領域を形成する複数のセルスリット31、32と、上記境界壁を形成する環状の境界スリット33とで構成し、上記複数のセルスリットのうち、上記境界スリットに隣接する隣接セルスリット31c、32cにおいて、該隣接セルスリットと上記境界スリットとが形成する全てのコーナー部CがR形状を有している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セル壁(H1、H2)により区画形成されたセルを備え、セル密度の異なる複数のセル密度領域(H11、H21)と、該複数のセル密度領域を隔てる環状の境界壁(H3)とを有するセラミックス製のハニカム構造体(H)を、押出成形により製造するために用いられる金型(1)であって、
単一の金型本体(11)と、該金型本体の原料供給面(12)から原料押出方向(X)に延びる複数の原料供給穴(2)と、該複数の原料供給穴と上記金型本体内において連通すると共に、上記原料供給面と反対側の押出面(13)に開口するハニカム状のスリット部(3)とを有し、
該スリット部は、上記複数のセル密度領域に対応する上記セル壁をそれぞれ形成する複数のセルスリット(31、32)と、上記境界壁を形成する環状の境界スリット(33)とを有しており、
上記セルスリットは、上記境界スリットに隣接する一部である隣接セルスリット(31c、32c)を有し、該隣接セルスリットと上記境界スリットとが形成する全てのコーナー部(C)がR形状を有している、ハニカム構造体製造用の金型。
IPC (3件):
B28B 3/26
, B23H 9/12
, B23H 1/04
FI (3件):
B28B3/26 A
, B23H9/12
, B23H1/04 Z
Fターム (11件):
3C059AA01
, 3C059AB03
, 3C059AB05
, 3C059AB10
, 3C059DB07
, 3C059HA01
, 3C059HA09
, 4G054AA05
, 4G054AA11
, 4G054AB09
, 4G054BD19
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
ハニカム構造体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-243691
出願人:株式会社デンソー
-
熱交換部材、およびセラミックス構造体
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-063056
出願人:日本碍子株式会社
-
口金の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-305887
出願人:日本碍子株式会社
前のページに戻る