特許
J-GLOBAL ID:201703007253521590

反射防止膜を最適設計する方法及び太陽光発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-123952
特許番号:特許第6094917号
出願日: 2016年06月07日
要約:
【課題】太陽光発電装置の発電効率を高める。 【解決手段】本発明では、太陽光発電装置の表面に任意の角度で入射する太陽光の反射率を、入射角、反射防止膜の膜厚と屈折率、及び、光電変換層の屈折率の関数として一般的に求め、太陽光発電装置を設置する場所における太陽の方位角及び高度角の時系列データを例えば天文台から入手し、求めた式に入れて、一定の期間内における反射率の積算値を最小にするよう反射防止膜の膜厚や屈折率を最適化する方法及び最適化された膜厚や屈折率を有する反射防止膜を備える太陽光発電装置を提案する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 太陽光発電装置における光電変換層の受光面側に設けられた反射防止膜を最適設計する方法であって、 前記太陽光発電装置の設置場所における一定期間において、日の出から日の入りまでの太陽の方位角及び高度角の時系列データに基づいて、前記反射防止膜への太陽光の入射角を算出することと、 該入射角に基づいて、太陽光の反射量の前記一定期間についての積算値の最小を与える前記反射防止膜の設計条件を決定することと、 を含み、 前記反射防止膜の設計条件は、前記反射防止膜の膜厚及び屈折率であり、膜厚を縦軸に、屈折率を横軸にとったグラフ上に、前記積算値の最小を与えるように決めた数値をプロットし、該膜厚と該屈折率の関係を最小自乗法で決定した直線で近似し、該直線をもとに、前記反射防止膜の膜厚及び屈折率を設定することを特徴とする、最適設計方法。
IPC (2件):
H01L 31/0216 ( 201 4.01) ,  G02B 1/113 ( 201 5.01)
FI (2件):
H01L 31/04 240 ,  G02B 1/113
引用特許:
審査官引用 (10件)
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