特許
J-GLOBAL ID:201703007553078698

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033050
公開番号(公開出願番号):特開2017-150377
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】燃圧の変動にかかわらず、2つの燃料噴霧間にコアンダ効果を安定して生じさせることが可能な燃料噴射装置を提供する。【解決手段】第1中心軸としての噴孔51の中心軸Ac11と第2中心軸としての噴孔54の中心軸Ac12とが成す角度である噴孔間角度をγ(deg)、第1中心軸Ac11をすべて含む仮想平面による断面において第1噴孔内壁としての噴孔51の噴孔内壁133の輪郭が成す角度である第1テーパ角をθt1(deg)、第2中心軸Ac12をすべて含む仮想平面による断面において第2噴孔内壁としての噴孔54の噴孔内壁133の輪郭が成す角度である第2テーパ角をθt2(deg)、噴孔13から燃料が噴射されるときの燃料通路100内の燃料の平均圧力をP(Mpa)とすると、噴孔51および噴孔54は、γ≦θt1+θt2-0.87×P^0.52の関係を満たすよう形成されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内側に燃料通路(100)を形成するノズル筒部(11)、前記ノズル筒部の一端を塞ぐノズル底部(12)、および、前記ノズル底部の前記ノズル筒部側の面(121)と前記ノズル筒部とは反対側の面(122)とを接続し前記燃料通路内の燃料を噴射する複数の噴孔(13)を有するノズル部(10)を備え、 前記噴孔は、 前記ノズル底部の前記ノズル筒部側の面に形成された第1入口開口部(131)、前記ノズル底部の前記ノズル筒部とは反対側の面に形成された第1出口開口部(132)、および、前記第1入口開口部と前記第1出口開口部とを接続し前記第1入口開口部側から前記第1出口開口部側へ向かうに従い中心軸である第1中心軸(Ac11)から離れるようテーパ状に形成された第1噴孔内壁(133)を有する1つの第1噴孔、ならびに、 前記ノズル底部の前記ノズル筒部側の面に形成された第2入口開口部(131)、前記ノズル底部の前記ノズル筒部とは反対側の面に形成された第2出口開口部(132)、および、前記第2入口開口部と前記第2出口開口部とを接続し前記第2入口開口部側から前記第2出口開口部側へ向かうに従い中心軸である第2中心軸(Ac12)から離れるようテーパ状に形成された第2噴孔内壁(133)を有する1つの第2噴孔からなる噴孔組を少なくとも1つ含み、 1つの前記噴孔組において、前記第1中心軸と前記第2中心軸とが成す角度である噴孔間角度をγ(deg)、前記第1中心軸をすべて含む仮想平面による断面において前記第1噴孔内壁の輪郭が成す角度である第1テーパ角をθt1(deg)、前記第2中心軸をすべて含む仮想平面による断面において前記第2噴孔内壁の輪郭が成す角度である第2テーパ角をθt2(deg)、前記噴孔から燃料が噴射されるときの前記燃料通路内の燃料の平均圧力をP(Mpa)とすると、 前記第1噴孔および前記第2噴孔は、 γ≦θt1+θt2-0.87×P^0.52 ・・・式1 の関係を満たすよう形成されている燃料噴射装置(1)。 (式1の「^」は、べき乗を意味する)
IPC (2件):
F02M 61/18 ,  F02M 51/00
FI (3件):
F02M61/18 360J ,  F02M61/18 320C ,  F02M51/00 F
Fターム (11件):
3G066AA02 ,  3G066AB02 ,  3G066AD12 ,  3G066BA02 ,  3G066BA03 ,  3G066CC06U ,  3G066CC14 ,  3G066CC26 ,  3G066CC27 ,  3G066CC48 ,  3G066CE22
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 筒内噴射式内燃機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-001333   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-017075   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-154408   出願人:トヨタ自動車株式会社

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