特許
J-GLOBAL ID:201703008803017726

抗WT1/HLA二重特異性抗体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-553248
公開番号(公開出願番号):特表2017-500057
出願日: 2014年11月07日
公開日(公表日): 2017年01月05日
要約:
本明細書では、ヒト免疫エフェクター細胞抗原及びWT1ペプチド/HLA-Aエピトープに対して反応性を持つ、二重特異性型のT細胞受容体模倣(TCRm)mAbが開示される。この抗体は、WT1及びHLA-Aを発現する白血病及び固形腫瘍細胞、ならびに活性化した静止ヒトT細胞に選択的に結合して、インターフェロン(IFN-γ)を放出し、標的癌細胞をインビトロで死滅させた。重要なことには、この抗体は、自己T細胞増殖を媒介し、新鮮な卵巣癌細胞に対して強力な細胞傷害活性を向けた。この抗体のインビボ治療活性は、播種性Ph+急性リンパ性白血病(ALL)、播種性急性骨髄性白血病、及び腹膜中皮腫を含む、WT1/HLA-A2を発現する3つの異なるヒト癌を持つNOD SCID SCID γc*(NSG)マウスにおいて実証された。
請求項(抜粋):
組換え抗体であって、 (i)第1の抗原結合部分であって、 (A)表1〜6に記載のアミノ酸配列を含む、HC-CDR1、HC-CDR2、及びHC-CDR3を含む重鎖(HC)可変領域、ならびにLC-CDR1、LC-CDR2、及びLC-CDR3を含む軽鎖(LC)可変領域、 (B)表1〜6に記載の第1及び第2のアミノ酸配列を含むVH及びVL、または (C)表1〜6に記載のアミノ酸配列を含むscFv、を含む、第1の抗原結合部分と、 (ii)表7に記載のアミノ酸配列を含む、第2の抗原結合部分と、を含む、前記組換え抗体。
IPC (9件):
C12N 15/09 ,  C07K 16/32 ,  C07K 16/46 ,  C12N 5/078 ,  C07K 16/28 ,  A61K 39/395 ,  A61K 35/17 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02
FI (9件):
C12N15/00 A ,  C07K16/32 ,  C07K16/46 ,  C12N5/0783 ,  C07K16/28 ,  A61K39/395 N ,  A61K35/17 Z ,  A61P35/00 ,  A61P35/02
Fターム (31件):
4B064AG27 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CE12 ,  4B064DA05 ,  4B065AA90X ,  4B065AC20 ,  4B065BB19 ,  4B065BB34 ,  4B065BC03 ,  4B065CA44 ,  4C085AA14 ,  4C085BB11 ,  4C085CC23 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB43 ,  4C087NA05 ,  4C087ZB26 ,  4C087ZB27 ,  4H045AA11 ,  4H045AA30 ,  4H045BA41 ,  4H045DA76 ,  4H045EA20 ,  4H045FA74 ,  4H045GA26
引用特許:
審査官引用 (2件)

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