特許
J-GLOBAL ID:201703009863836773

射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-006809
特許番号:特許第6097419号
出願日: 2016年01月18日
要約:
【課題】生産性を高め、外観良好な成形品を製造する射出成形方法及びその方法で製造された成形品を提供する。 【解決手段】射出成形方法は、特定の金型を備えたダブルモールド射出成形機を使用し、しわのない射出成形品を製造する。金型のコアと第一キャビティとが閉合したあと、第一モールドキャビティに原料が射出され、初歩成形品が成形され、ロータリーテーブルにより初歩成形品及びコアを同時に二次側へ移動させ、第二キャビティと閉合されることで、第二キャビティ上のフィルムを吸着し初歩成形品上にフィルムを被覆する。本発明の方法を使用することで、射出成形工程及びアウトサイドモールド加飾工程を一つにまとめることができ、射出成形品の生産性が向上する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 以下の工程を含むことを特徴とする射出成形方法。 工程(A):金型をダブルモールド射出成形機に取り付ける。前記金型は、射出コア、ダブルモールド成形機の一次側に位置する第一キャビティ、加飾コア、ダブルモールド成形機の二次側に位置し且つ内表面にフィルムが貼合された第二キャビティ、及び前記射出コア並びに前記加飾コアと連結されるロータリーテーブル、を有する。 工程(B):前記射出コアと前記第一キャビティとが閉合することで形成される第一モールドキャビティに溶融原料を射出成形する。 工程(C):前記ロータリーテーブルにより前記射出コアを射出成形品とともに二次側へ移動させ、前記加飾コアを一次側へ移動させる。 工程(D):前記工程(C)により前記加飾コアは一次側へ移動されるため、成形機の金型がもう一度閉合したとき、一次側の前記加飾コアと前記第一キャビティとが閉合することで形成される第二モールドキャビティに溶融原料が射出成形される。 工程(E):前記工程(C)により二次側へ移動させた前記射出コアと射出成形品とについて、前記工程(D)が行われるのと同時に、射出成形品上にフィルムが被覆され、表面加飾射出成形品が形成される。 工程(F):表面加飾射出成形品を金具から取り出す。 工程(G):前記ロータリーテーブルを再度稼動し、前記工程(D)により二次側へ移動させた一次側に位置する射出成形品を備えた前記加飾コアについて、成形機の金型がもう一度閉合することで、前記加飾コア上の射出成形品上にフィルムが被覆され、表面加飾射出成形品が形成される。 工程(H):前記工程(G)のロータリーテーブル再稼動により前記射出コアは一次側へ移動され、再び前記工程(B)を行い、前記工程(C)から(H)までを繰り返す。
IPC (5件):
B29C 45/06 ( 200 6.01) ,  B29C 45/14 ( 200 6.01) ,  B29C 33/14 ( 200 6.01) ,  B29C 33/26 ( 200 6.01) ,  B29C 45/73 ( 200 6.01)
FI (5件):
B29C 45/06 ,  B29C 45/14 ,  B29C 33/14 ,  B29C 33/26 ,  B29C 45/73
引用特許:
審査官引用 (3件)

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