特許
J-GLOBAL ID:201703010321924020

動力伝達装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-157743
公開番号(公開出願番号):特開2017-036783
出願日: 2015年08月07日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】第2係合装置がスリップ状態又は解放状態とされている際に、無段変速機構のプーリの回転速度を適切に制御する。【解決手段】第2クラッチC2が解放状態とされている場合には、第2目標変速比γtgt2を満たすことを条件に、第1目標変速比γtgt1及び第3目標変速比γtgt3の内で優先度が高い何れか1つの目標変速比が選択され、その選択された目標変速比γtgtに基づいて無段変速機24の変速比γcvtが制御されるので、第2クラッチC2が解放状態とされているときには、車両の走行状態に応じて無段変速機24の目標変速比γcvttgtが設定されて、走行状態に応じた最適な変速比γcvtを実現することができる。よって、第2クラッチC2が解放状態とされている際に、セカンダリプーリ回転速度Nsecを適切に制御することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
駆動力源の動力が伝達される入力回転部材と駆動輪へ前記動力を出力する出力回転部材との間の動力伝達経路に並列に設けられた、プライマリプーリとセカンダリプーリとの間に伝達要素が巻き掛けられた無段変速機構及びギヤ段が形成される伝動機構と、前記伝動機構を介して前記駆動力源の動力を前記駆動輪へ伝達する第1動力伝達経路を断接する第1係合装置と、前記セカンダリプーリと前記出力回転部材との間の動力伝達経路に設けられた、前記無段変速機構を介して前記駆動力源の動力を前記駆動輪へ伝達する第2動力伝達経路を断接する第2係合装置とを備え、前記第1動力伝達経路にて形成される変速比は前記第2動力伝達経路にて形成できる最ロー変速比よりもロー側の変速比である動力伝達装置の、制御装置であって、 前記第2係合装置がスリップ状態又は解放状態とされているか否かを判定する作動状態判定部と、 前記作動状態判定部によって前記第2係合装置がスリップ状態又は解放状態とされていると判定された場合には、前記無段変速機構の変速比を前記セカンダリプーリの回転速度が所定の上限回転速度となる変速比よりもロー側の変速比に制御する変速制御部と を、含むことを特徴とする動力伝達装置の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/02 ,  F16H 59/68 ,  F16H 61/688 ,  F16H 61/66
FI (4件):
F16H61/02 ,  F16H59/68 ,  F16H61/688 ,  F16H61/66
Fターム (15件):
3J552MA04 ,  3J552MA07 ,  3J552MA30 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552NB05 ,  3J552NB08 ,  3J552PA61 ,  3J552RA00 ,  3J552SA03 ,  3J552SA26 ,  3J552SA34 ,  3J552SB10 ,  3J552VA06W ,  3J552VA74W
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-285285   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭63-121536
  • 特開昭63-280956
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