特許
J-GLOBAL ID:201703011113300264

ねじ体の逆回転防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐原 雅史 ,  横田 一樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-216139
公開番号(公開出願番号):特開2017-062040
出願日: 2016年11月04日
公開日(公表日): 2017年03月30日
要約:
【課題】簡易な構造で、ねじ体の特定方向の回転を確実に防止する。【解決手段】雄ねじ体10とワッシャ50によって被締結部材80を締結する構造であり、雄ねじ体10には、ねじ体側座部22が、ワッシャ50側には第一受部60と第二受部70が、被締結部材80には、部材側座部82が形成される。第一受部60とねじ体側座部22の間には第一係合機構Aが形成され、少なくともねじ体側座部22が締結状態の雄ねじ体10を緩める方向に回転しようとすると、第一受部60とねじ体側座部22が互いに係合してそれらの相対回転を防止し、部材側座部82と第二受部70の間には第二係合機構Bが形成され、少なくともワッシャ50が緩まる方向に回転しようとすると、第一受部70と部材側座部82が互いに係合してそれらの相対回転を防止し、これら第一係合機構Aと第二係合機構Bの作用によって雄ねじ体10と被締結部材80との緩みを防止する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ねじ山を有するねじ体と、ワッシャとを備えることで、前記ねじ体及びワッシャによって被締結部材を締結する構造であり、 前記ねじ体は、前記ワッシャと対向するねじ体側座部を有して成り、 前記ワッシャは、前記ねじ体側座部と対向する第一受部及び前記被締結部材と対向する第二受部を有して成り、 前記被締結部材は、前記第二受部と対向する部材側座部を有して成り、 前記ねじ体側座部と前記第一受部の間には、前記ねじ体側座部に対して特定方向の回転力が作用しても互いに係合する状態が保持される第一係合機構が構成され、 前記部材側座部と前記第二受部の間には、前記ワッシャに対して前記特定方向の回転力が作用しても互いに係合する状態が保持される第二係合機構が構成され、締結状態の前記ねじ体の特定方向への回転を防止することを特徴とするねじ体の逆回転防止構造。
IPC (2件):
F16B 39/24 ,  F16B 43/00
FI (4件):
F16B39/24 M ,  F16B39/24 C ,  F16B43/00 B ,  F16B43/00 Z
Fターム (5件):
3J034AA07 ,  3J034BA03 ,  3J034BB02 ,  3J034BB03 ,  3J034DA04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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