特許
J-GLOBAL ID:201703011476204925
回転体のストッパ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小野 尚純
, 飯田 隆
, 奥貫 佐知子
, 鹿角 剛二
, 小嶋 俊之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-095967
特許番号:特許第6064067号
出願日: 2016年05月12日
要約:
【課題】回転体が回転可能な状態と停止状態とで、回転体の回転中心がずれることがなく、かつ、確実に回転体が回転可能な状態に切り換えられるストッパを提供すること。
【解決手段】回転体の外周を取り囲んで設置された固定部材を備える。固定部材には、回転体の外周との距離が周方向に変化するカム面の形成された複数の空間部を設けるとともに、空間部の各々には、距離が減少する方向にばねにより押圧された転動体と、転動体を前記距離が増大する方向に移動させる押圧片とを設置する。複数の空間部を、隣接する空間部において上記距離の周方向の変化が逆となるように設定し、隣接する空間部が一対の組み合わせ空間部をなす。組み合わせ空間部を、複数、回転体の外周に配置し、かつ、各々の空間部における押圧片を同時に作動させて、全ての転動体を上記距離が増大する方向に移動させる操作手段を設置する。
【選択図】図1-2
請求項(抜粋):
【請求項1】 回転体を回転可能な状態と停止状態とに切り換えるストッパであって、
前記回転体の外周を取り囲んで設置された固定部材を備え、
前記固定部材には、前記回転体の外周との距離が周方向に変化するカム面の形成された複数の空間部が設けられ、前記複数の空間部は、隣接する空間部において前記距離の増大する方向が相互に逆となるように設定されて、隣接する空間部が一対の組み合わせ空間部をなし、前記組み合わせ空間部が、複数、前記回転体の外周に配置され、
前記空間部の各々には、前記距離が減少する方向にばねにより押圧された転動体と、前記転動体を前記距離が増大する方向に移動させる押圧片とが設置され、さらに、
前記押圧片を同時に作動させる操作手段を備え、前記操作手段が操作されないときは、前記転動体が前記カム面と前記回転体との間に噛み込んで、前記回転体を停止状態にすると共に、前記操作手段が操作されたときは、前記転動体の噛み込みを解除して、前記回転体を回転可能状態とすることを特徴とするストッパ。
IPC (4件):
F16D 63/00 ( 200 6.01)
, F16D 65/16 ( 200 6.01)
, F16D 41/10 ( 200 6.01)
, F16D 41/066 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16D 63/00 H
, F16D 65/16
, F16D 41/10
, F16D 41/066
引用特許:
審査官引用 (4件)
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回転体のストッパ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-119283
出願人:オリジン電気株式会社
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制動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-097858
出願人:株式会社ソミック石川
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ブレーキ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-059903
出願人:テイ・エステック株式会社
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