特許
J-GLOBAL ID:201703013385929652

同期ラッチング機能を持つ多値論理回路と多値ハザード除去回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-019033
公開番号(公開出願番号):特開2014-135709
特許番号:特許第6167258号
出願日: 2013年02月04日
公開日(公表日): 2014年07月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】3又は3以上の所定の複数をNで表わし、所定の自然数をSで表わしたときに、 「『第1定電位から第N定電位まで番号順にこれらの定電位が高くなって行くか、又は、低くなって行くN個の定電位』を供給し、その各定電位と0〜(N-1)の各整数がその第1定電位とその整数0から順々に1対1ずつ対応すると定義された第1定電位供給手段〜第N定電位供給手段」と、 「S個の入力電位信号の入口となる第1の入口手段〜第Sの入口手段」と、 「出力電位信号の出口となる出口手段」と、 「『前記第1定電位供給手段〜前記第N定電位供給手段の中であらかじめ決められた1つの出力用特定定電位供給手段』と前記出口手段の間に接続され、オフ駆動されたときに1方向または双方向にオフとなるプル・スイッチング手段」と、 「その第1〜第Sの入口手段からそのS個の入力電位信号が供給され、『S=1の場合は1つの前記入力電位信号に対応する入力整数、S≧2の場合は[S個の前記入力電位信号のそれぞれと1対1ずつ対応するS個の入力整数のすべて]か[S個の前記入力電位信号のそれぞれと1対1ずつ対応するS個の入力整数のうち、少なくとも1つ]』が『[整数0〜(N-1)の中であらかじめ決められた1つの入力用特定整数と等しいかそうでないか]、[整数0〜(N-2)の中であらかじめ決められた1つの入力用特定整数より大きいかそうでないか]、[整数1〜(N-1)の中であらかじめ決められた1つの入力用特定整数より小さいかそうでないか]、[整数0〜(N-1)の中であらかじめ決められた、その差が少なくとも2である2つの入力用特定整数の間に有るかそうでないか]のいずれか1つ』について、それに適用する『下記2つ又は4つのしきい値電位』に基づいて肯定か否定かを判別し、その判別結果を判別結果信号として出力する数値判別手段」と、 「外部から供給される同期信号に基づいて前記判別結果信号を保持信号として『そのまま又はマッチングさせてから』入力し、その保持信号に対応する『正出力信号または補出力信号』を出力する2値同期型フリップ・フロップ手段」と、 「『その正出力信号か補出力信号』に基づいて前記プル・スイッチング手段をオン・オフ駆動するのであるが、『その基づく方の出力信号が示す、その入力時の前記判別結果が肯定であればそれをオン駆動し、否定であればそれをオフ駆動する』か『正反対に肯定であればそれをオフ駆動し、否定であればそれをオン駆動する』オン・オフ駆動手段」、 を有することを特徴とする同期ラッチング機能を持つ多値論理回路。 ただし、前述した「1つの入力用特定整数より小さい」という意味にはその1つの入力用特定整数は含まれないし、前述した「1つの入力用特定整数より大きい」という意味にはその1つの入力用特定整数は含まれないし、前述した「2つの入力用特定整数の間に有る」という意味にはその2つの入力用特定整数は含まれない。 ■■ その2つ又は4つのしきい値電位 ■■ ■(1)その第1定電位から第N定電位まで番号順にこれらの定電位が高くなって行く場合で、さらに、 ●a)「等しいかそうでないか」の場合: *「等しいか」では「『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位とマイナス側しきい値電位」。ただし、前記入力用特定整数が0のときは前記プラス側しきい値電位だけで、前記入力用特定整数が(N-1)のときは前記マイナス側しきい値電位だけである。 *「そうでないか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、前記入力用特定定電位より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」と「その第1定電位〜第N定電位のうち、前記入力用特定定電位より1つ下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。ただし、前記入力用特定整数が0のときは前記マイナス側しきい値電位だけで、前記入力用特定整数が(N-1)のときは前記プラス側しきい値電位だけである。 ●b)「大きいかそうでないか」の場合: *「大きいか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「前記入力用特定定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 ●c)「小さいかそうでないか」の場合: *「小さいか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』より1つ下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「前記入力用特定定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。 ●d)「2つの前記入力用特定整数の間に有るかそうでないか」の場合: *「その2つの間に有るか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『その2つの入力用特定整数に対応する2つの入力用特定定電位のうち、低い方の定電位』より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」と「その第1定電位〜第N定電位のうち、『その2つの入力用特定定電位のうち、高い方の定電位』より1つ下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「その2つの入力用特定定電位のうち、低い方の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」と「その2つの入力用特定定電位のうち、高い方の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。 ■(2)その第1定電位から第N定電位まで番号順にこれらの定電位が低くなって行く場合で、さらに、 ●a)「等しいかそうでないか」の場合: *「等しいか」では「『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位とマイナス側しきい値電位」。ただし、前記入力用特定整数が0のときは前記マイナス側しきい値電位だけで、前記入力用特定整数が(N-1)のときは前記プラス側しきい値電位だけである。 *「そうでないか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、前記入力用特定定電位より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」と「その第1定電位〜第N定電位のうち、前記入力用特定定電位より1つ下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。ただし、前記入力用特定整数が0のときは前記プラス側しきい値電位だけで、前記入力用特定整数が(N-1)のときは前記マイナス側しきい値電位だけである。 ●b)「大きいかそうでないか」の場合: *「大きいか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』より1つした下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「前記入力用特定定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。 ●c)「小さいかそうでないか」の場合: *「小さいか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『前記入力用特定整数に対応する入力用特定定電位』より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「前記入力用特定定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 ●d)「2つの前記入力用特定整数の間に有るかそうでないか」の場合: *「その2つの間に有るか」では「その第1定電位〜第N定電位のうち、『その2つの入力用特定整数に対応する2つの入力用特定定電位のうち、低い方の定電位』より1つ上の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」と「その第1定電位〜第N定電位のうち、『その2つの入力用特定定電位のうち、高い方の定電位』より1つ下の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」。 *「そうでないか」では「その2つの入力用特定定電位のうち、低い方の定電位を基準にしてあらかじめ決められたプラス側しきい値電位」と「その2つの入力用特定定電位のうち、高い方の定電位を基準にしてあらかじめ決められたマイナス側しきい値電位」。
IPC (1件):
H03K 19/20 ( 200 6.01)
FI (1件):
H03K 19/20 210
引用特許:
出願人引用 (7件)
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