特許
J-GLOBAL ID:201703013562401957

地図差分データ配信装置、地図差分データ配信方法、車両用ナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-085998
公開番号(公開出願番号):特開2014-209073
特許番号:特許第6079400号
出願日: 2013年04月16日
公開日(公表日): 2014年11月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 車両用ナビゲーション装置(3)に備えられた地図記憶装置(34)の地図データ記憶領域に基準となる全体地図である元地図データとともに記憶される、前記元地図データに含まれていない更新部分の地図データである複数の差分データを、予め定められた規則によりまとめた差分グループデータとして、前記車両用ナビゲーション装置に配信するために複数記憶しており、且つ、それら複数の差分グループデータのうち、依存先差分グループデータが更新されないとその依存先差分グループデータに依存する差分グループデータと他の地図要素との間で不整合が生じてしまう関係である依存関係を記述した依存リストを記憶しており、且つ、それら差分グループデータおよび依存リストが、所定の差分更新周期が経過する毎に更新される差分データ記憶部(12)と、 複数の前記車両用ナビゲーション装置からそれぞれ座標情報と前記ナビゲーション装置を特定する装置特定情報を取得して、前記差分データ記憶部に記憶されている差分グループデータのうち、前記装置特定情報を取得した前記車両用ナビゲーション装置に未配信であって、且つ、前記座標情報に基づいて定まる範囲に含まれる差分グループデータ、および、その差分グループデータと前記依存リストに基づいて定まる依存先差分グループデータを、前記装置特定情報を取得した前記車両用ナビゲーション装置に配信する配信処理部(13)と、 前記差分データ記憶部に記憶された差分グループデータのうち、未配信の差分グループデータであって、且つ、前記車両用ナビゲーション装置のユーザの居所と、前記未配信の差分グループデータごとに定まるデータ基準点との距離に基づいて、その未配信の差分グループデータが、前記配信処理部の処理により配信されるか否かを予測し、さらに、前記距離に基づいて配信されると予測した差分グループデータと前記依存リストから、配信される依存先差分グループデータも予測して、それら差分グループデータと依存先差分グループデータの合計データ量である予測配信データ量を、前記差分更新周期により定まる次回の配信期間に対して予測する予測部(231 S12)と、 前記地図データ記憶領域の現時点での残容量を決定する残容量決定部(233 S11)と、 前記予測部が予測した前記予測配信データ量と、前記残容量決定部が決定した前記残容量とから、次回の前記配信期間に前記地図データ記憶領域の容量オーバーが生じる恐れがあるか否かを判定する容量オーバー判定部(232a S13、S15)とを備え、 前記配信処理部は、前記容量オーバー判定部が、次回の前記配信期間に前記地図データ記憶領域の容量オーバーが生じる恐れがあると判定したことに基づいて、前記残容量決定部が決定した残容量を超えないデータ量としつつ、残容量を活用するために予め定められた規則に基づいて、次回の前記配信期間に配信するデータを、前記差分データ記憶部に記憶されている差分グループデータのうちの一部に限定することを特徴とする地図差分データ配信装置(100)。
IPC (4件):
G01C 21/26 ( 200 6.01) ,  G08G 1/137 ( 200 6.01) ,  G09B 29/00 ( 200 6.01) ,  G06F 17/30 ( 200 6.01)
FI (5件):
G01C 21/26 A ,  G08G 1/137 ,  G09B 29/00 Z ,  G06F 17/30 170 C ,  G06F 17/30 340 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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