特許
J-GLOBAL ID:201703014040269303

尿取りパッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  蛯谷 厚志 ,  藤本 健治 ,  小野田 浩之 ,  奥野 剛規
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-112183
特許番号:特許第6117408号
出願日: 2016年06月03日
要約:
【課題】吸収体が崩れる事態を防止しつつ、吸収体に許容される容量近くまで尿を吸収することが可能な尿取りパッドを提供する。 【解決手段】尿取りパッドは表面シート120と裏面シート130と吸収体140とを備える。吸収体140は、肌側に位置する上層吸収体140aと、非肌側に位置する下層吸収体140bと、を備える。上層吸収体140aは、排尿領域に、長手方向に延設され、表面シート側の面から厚さ方向に上層吸収体の内部に延びる上層溝部141aをする。下層吸収体140bは、吸収性コア144と、吸収性コアを包む被覆シート145と、を含む。被覆シートは、吸収性コアの非肌側の面及び幅方向の両側面を覆い、かつ被覆シートの幅方向の両端縁同士が吸収性コアの肌側で重なり合った状態で吸収性コアの肌側の面を覆うように、吸収性コアを包み込んでいる。吸収性コアの肌側の面は被覆シートと非接合である。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に位置する吸収体とを備え、長手方向、幅方向及び厚さ方向を有する尿取りパッドであって、 前記吸収体は、肌側に位置する上層吸収体と、非肌側に位置する下層吸収体と、を備え、 前記上層吸収体は、排尿領域に、前記長手方向に延設され、前記表面シート側の面から前記厚さ方向に前記上層吸収体の内部に延びる上層溝部を有し、 前記下層吸収体は、吸収性コアと、前記吸収性コアを包む被覆シートと、を含み、 前記被覆シートは、前記吸収性コアの非肌側の面及び前記幅方向の両側面を覆い、かつ前記被覆シートの前記幅方向の両端縁同士が前記吸収性コアの肌側で重なり合った状態で前記吸収性コアの肌側の面を覆うように、前記吸収性コアを包み込んでおり、 前記吸収性コアの肌側の面は前記被覆シートと非接合であり、 前記長手方向の一方は腹側方向であり、他方は背側方向であり、 前記上層溝部の前記幅方向の一方の上層幅方向端部と、前記尿取りパッドの前記幅方向の一方の端部との距離、及び、前記上層溝部の前記幅方向の他方の上層幅方向端部と、前記尿取りパッドの前記幅方向の他方の端部との距離は、前記上層溝部の前記腹側方向の上層腹側端部と前記尿取りパッドの前記腹側方向の端部との距離、及び、前記上層溝部の前記背側方向の上層背側端部と前記尿取りパッドの前記背側方向の端部との距離よりも短く、 前記上層溝部における前記幅方向の一方及び他方の前記上層幅方向端部の壁面が前記上層溝部内の底面に対して成す角は、前記上層溝部における前記腹側方向の前記上層腹側端部の壁面が前記上層溝部内の底面に対して成す角、及び、前記上層溝部における前記背側方向の前記上層背側端部の壁面が前記上層溝部内の底面に対して成す角よりも垂直に近く、 前記上層溝部における前記上層腹側端部の壁面が前記上層溝部内の底面に対して成す角、及び、前記上層溝部における前記上層背側端部の壁面が前記上層溝部内の底面に対して成す角は垂直よりも大きい、 尿取りパッド。
IPC (6件):
A61F 13/53 ( 200 6.01) ,  A61F 13/534 ( 200 6.01) ,  A61F 13/535 ( 200 6.01) ,  A61F 13/511 ( 200 6.01) ,  A61F 13/47 ( 200 6.01) ,  A61F 13/539 ( 200 6.01)
FI (7件):
A61F 13/53 100 ,  A61F 13/534 100 ,  A61F 13/535 200 ,  A61F 13/535 100 ,  A61F 13/511 110 ,  A61F 13/47 100 ,  A61F 13/539
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 吸収性物品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-260483   出願人:ユニ・チャーム株式会社
  • 繊維状マトリックスによって構成される吸収構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-157336   出願人:キンバリークラークコーポレイション
  • 吸収性物品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-239960   出願人:花王株式会社
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