特許
J-GLOBAL ID:201703014201630761

凝固第VIII因子の複合体形成能に関する情報の取得方法および試薬キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 野河 信太郎 ,  甲斐 伸二 ,  金子 裕輔 ,  稲本 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-114785
公開番号(公開出願番号):特開2017-003307
出願日: 2015年06月05日
公開日(公表日): 2017年01月05日
要約:
【課題】より簡便かつ低コストの血友病の病態鑑別方法を提供することを課題とする。【解決手段】血液凝固の異常が疑われる被検者由来の血液検体、リン脂質、活性化凝固第IX因子、凝固第X因子、トロンビン、カルシウムおよび活性化凝固第X因子に対する基質を混合することで調製された第1測定試料および前記血液検体、前記リン脂質、前記活性化凝固第IX因子、前記凝固第X因子、前記トロンビン、前記カルシウムおよび前記基質を混合することで調製された第2測定試料を用いる凝固第VIII因子の複合体形成能に関する情報の取得方法によって上記の課題を解決する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
血液凝固の異常が疑われる被検者由来の血液検体、リン脂質、活性化凝固第IX因子、凝固第X因子、トロンビン、カルシウムおよび活性化凝固第X因子に対する基質を混合することで調製された第1測定試料から、前記第1測定試料中に生成された反応生成物の量を示す第1情報を取得する工程と、 前記血液検体、前記リン脂質、前記活性化凝固第IX因子、前記凝固第X因子、前記トロンビン、前記カルシウムおよび前記基質を混合することで調製された第2測定試料から、前記第2測定試料中に生成された前記反応生成物の量を示す第2情報を取得する工程と、 前記第1情報と前記第2情報とに基づいて、複合体形成能に関する情報を取得する工程と、を含み、 前記反応生成物は、前記血液検体、前記リン脂質、前記活性化凝固第IX因子、前記凝固第X因子、前記トロンビン、および前記カルシウムを混合することで生成された活性化凝固第X因子と前記基質との反応により生成され、 前記第2測定試料における、前記リン脂質、前記活性化凝固第IX因子および前記凝固第X因子からなる群から選択される一の成分の終濃度は、前記第1測定試料における前記一の成分の終濃度と異なっており、 前記複合体形成能に関する情報は、前記一の成分と凝固第VIII因子との複合体形成能に関する情報である、凝固第VIII因子の複合体形成能に関する情報の取得方法。
IPC (1件):
G01N 33/86
FI (1件):
G01N33/86
Fターム (2件):
2G045AA10 ,  2G045AA25
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (4件)
  • The mild phenotype in severe hemophilia A with Arg1781His mutation is associated with enhanced bindi
  • BIOPHEN FVIII:C(6) Ref. 221402 添付文書, 20150416
  • COATEST SP FVIII - 82 4086 63 添付文書, 201502
全件表示

前のページに戻る