特許
J-GLOBAL ID:201703014304509170

通信システム及び時刻同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青稜特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-197326
公開番号(公開出願番号):特開2015-065525
特許番号:特許第6134622号
出願日: 2013年09月24日
公開日(公表日): 2015年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 通信システムであって、 時刻配信装置を含む第1の通信網と、 時刻受信装置を含む第2の通信網と、 前記第1の通信網及び第2の通信網とそれぞれ接続し、前記第1の通信網と前記第2の通信網との通信信号を中継する中継網と、 時刻処理部と送信制御部とを備え、前記第1の通信網と前記中継網とを接続する第1の相互接続点に設けられた第1の遅延制御装置と、 前記中継網と前記第2の通信網とを接続する第2の相互接続点に設けられた第2の遅延制御装置と、 前記第1及び前記第2の遅延制御装置に同一の時刻情報を設定する高精度時刻源と、 を備え、 前記第1の遅延制御装置は、前記中継網を通過して前記時刻配信装置から前記時刻受信装置へ向かう往路で、遅延時間測定信号である第1の通信信号を受信すると、 前記第1の遅延制御装置の前記時刻処理部は、受信時刻を第5の受信時刻として前記第1の通信信号に挿入して、前記送信制御部に転送し、 前記送信制御部は、前記第1の通信信号を受信した第6の受信時刻と、前記第1の通信信号から抽出した第5の受信時刻と、予め定められた第2の遅延設定値に従い、前記第2の遅延設定値と、前記第6の受信時刻及び第5の受信時刻の時間差との差分により第3の待機時間を求め、 前記第1の遅延制御装置は、前記第3の待機時間により、パケット転送の遅延制御を行い、受信時刻を第1の受信時刻として前記第1の通信信号に挿入して転送し、 前記第2の遅延制御装置は、前記第1の通信信号を受信した第2の受信時刻と、前記第1の通信信号から抽出した第1の受信時刻と、予め定められた第1の遅延設定値に従い、前記第1の遅延設定値と、前記第2の受信時刻及び第1の受信時刻の時間差との差分により第1の待機時間を求め、 一方、 前記第2の遅延制御装置は、前記時刻受信装置から前記時刻配信装置へ向かう復路で、遅延時間測定信号である第2の通信信号を受信すると、受信時刻を第3の受信時刻として前記第2の通信信号に挿入して転送し、 前記第1の遅延制御装置は、前記第2の通信信号を受信した第4の受信時刻と、前記第2の通信信号から抽出した第3の受信時刻と、前記第1の通信信号と同一の前記第1の遅延設定値に従い、前記第1の遅延設定値と、前記第4の受信時刻及び第3の受信時刻の時間差との差分により第2の待機時間を求め、 前記第1及び第2の遅延制御装置は、それぞれ、前記第2及び第1の待機時間でパケット転送の遅延制御を行うことにより、前記往路と前記復路で前記第1の遅延設定値による同一の遅延時間で通信信号を伝送する ことを特徴とする通信システム。
IPC (3件):
H04L 7/00 ( 200 6.01) ,  G04G 5/00 ( 201 3.01) ,  G04G 7/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
H04L 7/00 990 ,  G04G 5/00 J ,  G04G 7/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (3件)

前のページに戻る