特許
J-GLOBAL ID:201703014998104059

誘導加熱コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-025890
公開番号(公開出願番号):特開2017-147041
出願日: 2016年02月15日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】アリ溝を有する工作機械のベッド等に設置されるワークの基礎平面と、基礎平面に設けられたアリ状突起の斜面と、基礎平面と斜面の間の基部を均一に誘導加熱することができる誘導加熱コイルを、フェライトコアを使用せずに実現することである。【解決手段】誘導加熱コイル1は、平面加熱部3と傾斜面加熱部2を有する。傾斜面加熱部2は、下辺部6a,6b、上辺部4a,4b、接続辺部5a〜5cを有し、各辺部によって囲まれる平面部8a,8bを構成し、平面加熱部3は、電気的に直列に接続された直線部9a,9bを有し、直線部9a,9bによって囲まれる平面部14を構成する。平面加熱部3の一端が傾斜面加熱部2の下辺部6bの一端に電気的に接続されていて平面加熱部3と傾斜面加熱部2が一連の直列回路を構成し、傾斜面加熱部2が構成する平面部8a,8bは、平面加熱部3が構成する平面部14に対して鋭角に傾斜する姿勢となっている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基礎平面と、当該基礎平面から鋭角且つオーバーハング状に傾斜する傾斜平面を有するワークのアリ状突起を誘導加熱する誘導加熱コイルにおいて、 基礎平面に近接させる平面加熱部と、傾斜平面に近接させる傾斜面加熱部を有し、 傾斜面加熱部の正面形状は、上辺部,下辺部,接続辺部が直列に接続されたものであって各辺部によって囲まれる平面を構成し、 平面加熱部は、一定の間隔をあけて配置された二以上の直線部を有し、当該直線部が電気的に直列に接続されており、前記二以上の直線部によって囲まれる平面を構成し、 前記平面加熱部の一端が傾斜面加熱部の下辺部の一端に電気的に接続されていて前記平面加熱部と傾斜面加熱部が一連の直列回路を構成し、傾斜面加熱部が構成する平面は、平面加熱部が構成する平面に対して鋭角に傾斜する姿勢となっていることを特徴とする誘導加熱コイル。
IPC (2件):
H05B 6/38 ,  C21D 1/10
FI (3件):
H05B6/38 ,  C21D1/10 R ,  C21D1/10 H
Fターム (4件):
3K059AA09 ,  3K059AD05 ,  3K059CD52 ,  3K059CD72
引用特許:
審査官引用 (2件)

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