特許
J-GLOBAL ID:201703017780133617
摩擦攪拌接合装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-090487
特許番号:特許第6143915号
出願日: 2016年04月28日
要約:
【課題】接合ツールの摩耗や破損を抑制しつつ、適切な摩擦攪拌接合を実現できる摩擦攪拌接合装置を実現する。
【解決手段】被接合部材に当接しつつ回転し、被接合部材に塑性流動現象を生じさせる接合ツール(1)と、接合ツール(1)を把持し、接合ツール(1)とともに回転するツールホルダ(2)と、ツールホルダ(2)に形成され、接合ツール(1)に対して冷媒を供給する供給路(202,203,204,252)と、を設けた。
【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 被接合部材に当接しつつ回転し、前記被接合部材に塑性流動現象を生じさせる接合ツールと、
前記接合ツールを把持し、前記接合ツールとともに回転するツールホルダと、
前記ツールホルダに形成され、前記接合ツールに対して冷媒を供給する供給路と、
前記ツールホルダに形成され、前記接合ツールから前記冷媒を回収する回収路と、
前記回収路から回収された前記冷媒を冷却して前記供給路に戻す冷却部と、
前記ツールホルダを回動自在に支持する支持部と、
前記接合ツールに埋設された温度センサと、
制御部と、を有し、
前記ツールホルダと前記支持部との対向部には第1の環状流路と第2の環状流路とが形成されており、
前記第1および第2の環状流路は、周回方向に沿って前記支持部の内周面を一周するように形成されるリング状の溝である支持部側凹部と、前記支持部側凹部に対向して前記ツールホルダに形成されるリング状の溝であるツールホルダ側凹部と、をそれぞれ有し、
前記供給路は、往き冷媒が流通する前記第1の環状流路に連通し、
前記回収路は、戻り冷媒が流通する前記第2の環状流路に連通し、
前記冷却部は、前記冷媒を貯蔵する冷媒タンクと、前記冷媒を流通させるポンプと、前記冷媒タンク内の前記冷媒を冷却する冷却器と、を有し、前記第1の環状流路に前記冷媒を供給するとともに、前記第2の環状流路から前記冷媒を回収するものであり、
前記制御部は、前記温度センサによって検出されたツール温度と、目標温度との偏差に基づいて、前記ポンプによる前記冷媒の吐出速度を制御するものである、
ことを特徴とする摩擦攪拌接合装置。
IPC (4件):
B23K 20/12 ( 200 6.01)
, B23Q 11/10 ( 200 6.01)
, B23Q 11/14 ( 200 6.01)
, F25D 17/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
B23K 20/12 340
, B23Q 11/10 F
, B23Q 11/14
, F25D 17/02 302
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特許第3530342号
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摩擦攪拌溶接方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-537866
出願人:スヴェンスクケルンブレンスレハンテリングアクチボラゲット
-
モ-タ-の冷却液温度管理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-087325
出願人:株式会社岡本工作機械製作所
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