特許
J-GLOBAL ID:201703018014364158

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小川 護晃 ,  西山 春之 ,  奥山 尚一 ,  関谷 充司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061727
公開番号(公開出願番号):特開2017-172542
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】背圧調整弁の開動作に伴う背圧室内圧力の低下を抑制する。【解決手段】スクロール型圧縮機100は、スクロールユニット1と、圧力供給通路L3を介して吐出室H2に連通される背圧室H3と、放圧通路L4に設けられる背圧調整弁50と、を備える。圧力供給通路L3に第1絞り部T1が設けられ、放圧通路L4に第2絞り部T2が設けられる。背圧調整弁50は、放圧通路L4に設けられ、背圧室圧力Pmと吸入室内圧力Psとの差圧が所定差圧Pvを超えた場合に、開弁方向に作動する。第2絞り部T2は、第1絞り部T1の断面積Ainより大きく、且つ、背圧調整弁50の流体入口孔56の弁体側開口部の断面積Av1より小さい断面積Aoutを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固定スクロール及び可動スクロールを有し、吸入室を介して流入される流体を圧縮し、この圧縮流体を吐出室を介して吐出するスクロールユニットと、 前記可動スクロールの背面側に面して形成されると共に前記吐出室に圧力供給通路を介して連通される背圧室と、 前記背圧室と前記スクロールユニットの吸入室側領域とを連通する放圧通路に設けられ、前記背圧室内の圧力を調整する差圧作動式の背圧調整弁と、 を備えるスクロール型圧縮機であって、 前記圧力供給通路に設けられる第1絞り部と、 前記放圧通路に設けられる第2絞り部と、 を含み、 前記背圧調整弁は、前記放圧通路のうちの前記第2絞り部より吸入室側の部位に設けられ、弁体と、該弁体が接離する弁座部と、該弁座部に形成されると共に前記弁体により開閉される流体入口孔と、を有し、背圧室内圧力と吸入室内圧力との差圧が所定差圧を超えた場合に、前記弁体を開弁方向に移動させ、前記差圧が前記所定差圧以下の場合に、前記弁体を閉弁方向に移動させ、 前記第2絞り部は、前記第1絞り部の断面積より大きく、且つ、前記流体入口孔の弁体側開口部の断面積より小さい断面積を有する、スクロール型圧縮機。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (1件):
F04C18/02 311J
Fターム (5件):
3H039AA03 ,  3H039AA12 ,  3H039BB28 ,  3H039CC24 ,  3H039CC30
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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