特許
J-GLOBAL ID:201703018590916069

緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033332
公開番号(公開出願番号):特開2017-150564
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】 弁体が摩耗することによる減衰力の低下を抑制することができる緩衝器を提供する。【解決手段】 油圧緩衝器1の弁機構13は、弁体14とばね15とスクリュー16とを含んで構成されている。弁体14は、一端に流入通路11A内を摺動する第1軸部14Aと、流入通路11Aを開閉する開閉部14Cとが一体に形成されている。弁体14の第1軸部14Aと流入通路11Aとの間には、弁体14の閉弁時に弁体収容室12に対して遮断され、開弁時には弁体収容室12に対して連通し、かつ、第1軸部14Aと流入通路11Aとを非接触状態に保つ環状の空間部14A2が形成されている。第1軸部14Aの外周側には、流入通路11Aと弁体収容室12内とを空間部14A2を介して連通する軸部通路14A3が軸方向に延びて形成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
作動流体が封入されたシリンダと、 前記シリンダ内に挿入されて前記シリンダ内をロッド側油室と反ロッド側油室とに分画するピストンと、 前記ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延びるピストンロッドと、 前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって作動流体の流れが生じる流路と、 前記流路に設けられ前記ピストンの移動に伴って前記流路を通過する作動流体の流量を調整する弁機構と、を備えてなる緩衝器において、 前記弁機構は、 前記作動流体の流入通路および流出通路が形成された弁体収容室内に移動可能に収容され、前記弁体収容室の前記流入通路を開閉する弁体と、 前記弁体を前記流入通路が閉塞する方向に付勢するばね手段と、を有し、 前記弁体は、一端に前記流入通路内を摺動する摺動軸部と、前記流入通路を開閉する開閉部とが一体に形成され、 前記弁体の前記摺動軸部と前記流入通路との間には、前記弁体の閉弁時に前記弁体収容室に対して遮断され、開弁時には前記弁体収容室に対して連通し、かつ、前記摺動軸部と前記流入通路とを非接触状態に保つ環状の空間部が形成され、 前記摺動軸部の外周側には、前記流入通路と前記弁体収容室内とを前記空間部を介して連通する軸部通路が軸方向に延びて形成されることを特徴とする緩衝器。
IPC (4件):
F16F 9/34 ,  F16F 9/508 ,  B61F 5/24 ,  F16K 17/04
FI (4件):
F16F9/34 ,  F16F9/508 ,  B61F5/24 F ,  F16K17/04 A
Fターム (21件):
3H059AA05 ,  3H059AA12 ,  3H059BB40 ,  3H059CA02 ,  3H059CA03 ,  3H059CA04 ,  3H059CA05 ,  3H059CD05 ,  3H059CF01 ,  3H059DD02 ,  3H059EE01 ,  3H059FF02 ,  3H059FF03 ,  3H059FF11 ,  3H059FF16 ,  3J069AA54 ,  3J069CC10 ,  3J069DD41 ,  3J069EE02 ,  3J069EE10 ,  3J069EE64
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ポペット型減衰弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-303435   出願人:カヤバ工業株式会社
  • 油圧式ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-054716   出願人:日立機材株式会社
  • 調圧弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-071839   出願人:株式会社デンソー

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