特許
J-GLOBAL ID:201703019016425819

定在波レーダーによる位置検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-163405
特許番号:特許第6187995号
出願日: 2016年08月24日
要約:
【課題】屋内のように狭い空間内であっても、測定対象の距離を測定できると共に、ビームの走査機構を設けることなく、測定対象の平面的位置を検知することができ、更に、測定対象が近接して複数存在する場合も、各測定対象の位置を検知することができる定在波レーダーによる位置検知装置を提供する。 【解決手段】 空間内の少なくとも2箇所に送信波の送信方向を水平に向け、相互に交差させて、定在波レーダーによる距離検知部の定在波検知部(センサ101,102)を設ける。そして,各距離検知部の距離検知結果が交差する位置として、測定対象の2次元的平面位置を求める。 【選択図】図16
請求項(抜粋):
【請求項1】2個の第1及び第2の距離検知部と、 前記各距離検知部の検知結果から、測定対象の平面的位置を検知する位置検知部と、 を有し、 前記各距離検知部は、 周波数掃引されたレーダー波を放射状に送信し、外部の測定対象にて反射した反射波を送信波長に基づく一定距離だけ離隔した2点にて検出し、送信波及び受信波から合成される定在波を検知する定在波検知部と、 前記定在波検知部が検知した合成波の周波数の強度分布から、その直流成分を除去し、フーリエ変換して、距離スペクトルを求める距離スペクトル演算部と、 前記距離スペクトルから、基準時の距離スペクトルを減算して、距離スペクトルの差分を演算し、この差分距離スペクトルを経時的に求める差分検出部と、 前記差分距離スペクトルの距離成分により測定対象までの距離を求める距離演算部と、 を有し、 前記各距離検知部はその2個の前記レーダー波の送信波が一面上で放射状に広がり、その2個のレーダー波の送信方向の中心線が相互に直交するように前記定在波検知部が配置され、 前記位置検知部は、各距離演算部の演算結果から、前記測定対象の平面的位置を特定することを特徴とする定在波レーダーによる位置検知装置。
IPC (1件):
G01S 13/32 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01S 13/32
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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