特許
J-GLOBAL ID:201703019479596337

緩衝装置および金属カバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 永田 元昭 ,  大田 英司 ,  永田 良昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-228027
特許番号:特許第6177985号
出願日: 2016年11月24日
要約:
【課題】本発明は、安定して優れた制振性を奏しながら、当接音の発生を抑制する緩衝装置、および緩衝装置を備えた金属カバーを提供すること。 【解決手段】緩衝装置10Aは、取付ボルト50によってエキマニ3に固定される略筒状のカラー本体41、および該カラー本体41の上下両端から径外側に突出する環状のフランジ42が備えられたカラー部材40と、金属製の線材を編込んで形成され、カラー部材40およびインシュレータ基材100の間に配置されるとともに、内周側がカラー部材40に遊嵌する環状の緩衝材で構成された圧縮メッシュ21とで構成され、カラー部材30と圧縮メッシュ21との間の隙間において圧縮メッシュ21と重合配置されるとともに、緩衝材としてカラー部材30に対する圧縮メッシュ21の相対移動を低減させる渦巻きバネ22を設けた。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
【請求項1】 振動源である振動部材と、該振動部材を覆う囲繞部材とを連結し、前記振動部材から前記囲繞部材への振動を緩衝する緩衝装置であって、 締結部材によって前記振動部材に固定される略筒状のカラー本体、および該カラー本体の軸方向両側から径外側に突出する環状のフランジが備えられたカラー部材と、 金属製の線材を編込んで形成され、前記カラー部材および前記囲繞部材の間に配置されるとともに、前記カラー部材に遊嵌する環状の緩衝材で構成された緩衝部材と、 前記囲繞部材に固定されるとともに、前記緩衝部材の外周側を固定する環状の固定部材とで構成され、 前記緩衝部材の内周側が前記カラー部材に遊嵌され、 前記カラー部材と前記緩衝部材との間の隙間において前記緩衝部材と重合配置されるとともに、緩衝材で構成され、前記カラー部材に対する前記緩衝部材の相対移動を弾性変形によって低減させるバネ部材が設けられ、 前記バネ部材のバネ定数が、前記緩衝部材のバネ定数の10分の1以下に設定されるとともに、 自然長の前記バネ部材と前記緩衝部材とが重合された厚みが、前記フランジ同士の間隔よりも厚い 緩衝装置。
IPC (4件):
F16F 15/06 ( 200 6.01) ,  F16F 1/08 ( 200 6.01) ,  F02B 77/11 ( 200 6.01) ,  F02B 77/13 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16F 15/06 A ,  F16F 1/08 ,  F02B 77/11 D ,  F02B 77/13 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る