特許
J-GLOBAL ID:201703019737616054
鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
小川 嘉英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-039607
公開番号(公開出願番号):特開2017-155482
出願日: 2016年03月02日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】 補強部材の定着性能を向上させて、確実に鉄筋コンクリート構造物のせん断耐荷力を増加させるとともに、施工性を向上させる。【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物10に穿孔した補強部材挿入孔20は、鉄筋コンクリート構造物10の奥側に位置する奥側挿入孔21と、補強部材30の挿入方向の手前側かつ既設主筋41のコンクリート被り厚内に位置するとともに、奥側挿入孔21の内径よりも大きな内径の拡径挿入孔22とを備える。補強部材挿入孔20に挿入する補強部材30は、本体部31と、本体部31の端部に設けた第1の定着体32と、挿入方向の手前側の第1の定着体32と接続部35により接続され、拡径挿入孔22内において既設鉄筋41の近傍に配設する第2の定着体33とを備える。接続部35の太さは、本体部31よりも細く、第2の定着体33の最大径は、本体部31の最大径の2倍以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート構造物の一側表面から他側へ向かって穿孔した補強部材挿入孔と、前記補強部材挿入孔内に挿入する補強部材と、前記補強部材挿入孔内に充填する充填材とからなり、
前記補強部材挿入孔は、前記補強部材の挿入方向の奥側に位置する奥側挿入孔と、前記補強部材の挿入方向の手前側かつ既設主筋のコンクリート被り厚内に位置するとともに、前記奥側挿入孔の内径よりも大きな内径を有する拡径挿入孔とを備え、
前記補強部材は、本体部と、当該本体部の両端部に設けた第1の定着体と、挿入方向の手前側の第1の定着体と接続部により接続されるとともに、前記拡径挿入孔内において前記既設鉄筋の近傍に配設する第2の定着体とを備え、
前記接続部の太さは、前記本体部よりも細くなっており、
前記第2の定着体の最大径は、前記本体部の最大径の2倍以上である、
ことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造。
IPC (3件):
E04G 23/02
, E04C 5/03
, E04C 5/16
FI (3件):
E04G23/02 D
, E04C5/03
, E04C5/16
Fターム (5件):
2E164AA01
, 2E164BA02
, 2E164BA12
, 2E176AA01
, 2E176BB29
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-001721
出願人:前田建設工業株式会社, ユニタイト株式会社, 公立大学法人高知工科大学
-
せん断力補強方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-215697
出願人:大成建設株式会社
前のページに戻る