特許
J-GLOBAL ID:201103029751685264

鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 嘉英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-001721
公開番号(公開出願番号):特開2011-140796
出願日: 2010年01月07日
公開日(公表日): 2011年07月21日
要約:
【課題】 削孔径が小さいにも拘わらず、必要十分な定着性能を有し、特に、材料費及び加工費を低減させると共に、付着力が存在しない箇所を最小限にとどめることが可能な鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造を提供する。【解決手段】 鉄筋コンクリート構造物60の一側から他側へ向かって削孔された補強部材挿入孔10と、補強部材挿入孔10内に挿入するせん断補強部材20と、補強部材挿入孔10内へ充填する充填材30とからなる。補強部材挿入孔10は、鉄筋コンクリート構造物60の他側に位置する主鉄筋40に付帯した配力筋50の手前側まで削孔され、入口側から奥側まで一様の内径を有している。せん断補強部材20は、鉄筋70と、転造加工により鉄筋70の端部に形成された複数の凹凸部を有する定着体80とからなり、奥側の主鉄筋40に付帯した配力筋50の手前側まで挿入される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート構造物の一側から他側へ向かって削孔された補強部材挿入孔と、前記補強部材挿入孔内に挿入するせん断補強部材と、前記補強部材挿入孔内へ充填する充填材とからなり、 前記補強部材挿入孔は、鉄筋コンクリート構造物の他側に位置する主鉄筋に付帯する配力筋の手前側まで削孔されると共に、入口側から奥側まで一様の内径を有し、 前記せん断補強部材は、棒状の鋼材からなる本体部と、当該本体部の先端側又は基端側の少なくとも一方に設けた定着体とからなると共に、その先端部が、鉄筋コンクリート構造物の他側に位置する主鉄筋に付帯する配力筋の手前側まで挿入され、 前記定着体は、前記鋼材を転造治具に対して回転させながら、前記鋼材の端部周面に前記転造治具を押し当てることにより、前記鋼材と一体となった複数の凹凸部が形成されており、 前記充填材は、前記補強部材挿入孔内への前記せん断補強部材の挿入前あるいは挿入後のいずれかの時点で、前記補強部材挿入孔内に注入される、 ことを特徴とする鉄筋コンクリート構造物のせん断補強構造。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E04C 5/16 ,  E04B 1/20
FI (3件):
E04G23/02 D ,  E04C5/16 ,  E04B1/20 F
Fターム (5件):
2E164AA02 ,  2E164BA02 ,  2E164BA12 ,  2E176AA01 ,  2E176BB28
引用特許:
審査官引用 (13件)
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