特許
J-GLOBAL ID:201703020838012174

弁体と弁軸の固定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-220097
公開番号(公開出願番号):特開2017-062041
出願日: 2016年11月11日
公開日(公表日): 2017年03月30日
要約:
【課題】弁体と弁軸との溶接部の近傍における応力腐食割れを防止すること。【解決手段】金属製の弁体5を金属製の弁軸6の先端部に固定するために、弁体5は中心に軸孔5aを含み、略円錐台形状をなして下底面5bを含む。先ず、弁体5を軸孔5aにて弁軸6の先端部に嵌め込む。その後、弁軸6の軸端面6a及びその周囲の下底面5bに溶接を施す。その後、弁体5の下底面5bの外周部に略筒状の治具26の上端部をあてがい、治具26の内側において、溶接が施された溶接部21とその溶接部の界面近傍とに、腐食による孔食の深さよりも深いところまで圧縮応力を付与するためのショットピーニングを施す。弁体5の下底面5bの外周部に中心部より低い段差5cを予め形成しておく。そして、下底面5bの外周部に治具26の上端部をあてがうとき、段差5cに治具26の上端部を嵌め込む。【選択図】図4
請求項(抜粋):
金属製の弁体を金属製の弁軸の先端部に固定する弁体と弁軸の固定方法において、 前記弁体は中心に軸孔を含み、略円錐台形状をなして下底面を含み、 前記弁体を前記軸孔にて前記弁軸の先端部に嵌め込み、 その後、前記弁軸の軸端面及びその周囲の前記下底面に溶接を施し、 その後、前記弁体の前記下底面の外周部に略筒状の治具の上端部をあてがい、前記治具の内側において、前記溶接が施された溶接部とその溶接部の界面近傍とに、腐食による孔食深さよりも深いところまで圧縮応力を付与するためのショットピーニングを施す ことを特徴とする弁体と弁軸の固定方法。
IPC (3件):
F16K 1/32 ,  B24C 1/10 ,  B23K 31/00
FI (4件):
F16K1/32 C ,  B24C1/10 A ,  B23K31/00 A ,  B23K31/00 F
Fターム (5件):
3H052AA01 ,  3H052BA23 ,  3H052CA19 ,  3H052CD02 ,  3H052EA08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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