特許
J-GLOBAL ID:201703021106510232

カルボキシアルキルアミノ基含有化合物およびオリゴマーを含む組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-105196
公開番号(公開出願番号):特開2017-210559
出願日: 2016年05月26日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】 ポリアリーレンスルフィド樹脂を製造する際に、該樹脂に内包される、溶融成形時の揮発性成分、すなわち、少なくともカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを含む組成物を効率よく分離する、少なくともカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを含む組成物の製造方法を提供すること。【解決手段】 有機極性溶媒中で、ポリハロ芳香族化合物とスルフィド化剤を反応させて、少なくともポリアリーレンスルフィド樹脂と前記有機極性溶媒とを含む粗反応混合物を得る工程1、工程1で得られた前記粗反応混合物を固液分離し、少なくともポリアリーレンスルフィド樹脂を含む固形分を分離する工程2、工程2で分離して得られた固形分に溶媒洗浄を行う工程3を有するポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法において、前記工程3で、前記固形分に溶媒を加えたスラリーまたはウェットケーキに対し、冷却しながら超音波を照射する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
有機極性溶媒中で、ポリハロ芳香族化合物と、(i)アルカリ金属硫化物とを、または、(ii)アルカリ金属水硫化物及びアルカリ金属水酸化物とを反応させて、少なくともポリアリーレンスルフィド樹脂と前記有機極性溶媒とカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを含む粗反応混合物を得る工程(1)、 少なくともポリアリーレンスルフィド樹脂と前記有機極性溶媒とカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを含む粗反応混合物を固液分離して、少なくともポリアリーレンスルフィド樹脂を含む固形分を回収する工程(2)、 工程(2)で得られた固形分に溶媒を加えて洗浄を行う工程(3)を有する、少なくともカルボキシアルキルアミノ基含有化合物を含む組成物の製造方法であって、 前記工程(3)において、前記固形分に溶媒を加えたスラリーまたはウェットケーキに対して、冷却しながら超音波を照射し、固形分中に含まれるポリアリーレンスルフィド樹脂から、残存するカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを回収することを特徴とするカルボキシアルキルアミノ基含有化合物とオリゴマーを含む組成物の製造方法。
IPC (3件):
C08G 75/028 ,  C08G 75/025 ,  C08G 75/022
FI (3件):
C08G75/0281 ,  C08G75/0259 ,  C08G75/0222
Fターム (8件):
4J030BA03 ,  4J030BA49 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BC02 ,  4J030BC08 ,  4J030BC18 ,  4J030BD22
引用特許:
審査官引用 (5件)
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