特許
J-GLOBAL ID:201703021137802843

車両用ピラー構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-033480
公開番号(公開出願番号):特開2017-149269
出願日: 2016年02月24日
公開日(公表日): 2017年08月31日
要約:
【課題】運転者のピラーを通した視認性及び軽量化を図りつつ乗員に対する保護性能を確保する。【解決手段】フロントピラー30では、ピラー部32が中空構造を成しており、ピラー部32の外側壁36及び内側壁38が、透明のガラス繊維強化樹脂で構成されている。これにより、フロントピラー30の軽量化を図りつつ、ピラー部32を通して車両外側を視認できる。ここで、外側壁36の引張強度が内側壁38の引張強度に比べて低く設定されている。このため、前面衝突時において、外側壁36を折れ易くさせ且つ内側壁38を折れ難くできる。その結果、前面衝突時では、主として外側壁36が折れて、内側壁38の折れが抑制される。換言すると、ピラー部32が全体的に折れて破壊することを抑制できる。しかも、ピラー部32では、キャビンC側の内側壁38の折れが抑制されるため、運転者P(乗員)に対する保護性能を確保できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ウィンドシールドガラスの車幅方向外側端部に沿って延在され且つ長手方向から見て閉断面を成すピラー部を有する車両用ピラー構造であって、 前記ピラー部は、 前記ピラー部における車両外側の壁部を構成する外側壁と、 前記ピラー部における車室側の壁部を構成する内側壁と、 前記外側壁と前記内側壁とを連結する一対の側壁と、 を含んで構成され、 前記外側壁の少なくとも一部が透明樹脂で構成された外側透明部とされると共に、 前記内側壁の少なくとも一部が、透明樹脂で構成され且つ運転者から見て前記外側透明部とラップして配置された内側透明部とされており、 前記外側壁の引張強度が前記内側壁の引張強度に比べて低く設定されている車両用ピラー構造。
IPC (1件):
B62D 25/04
FI (1件):
B62D25/04 A
Fターム (16件):
3D203AA05 ,  3D203BB54 ,  3D203BB62 ,  3D203CA02 ,  3D203CA08 ,  3D203CA24 ,  3D203CA26 ,  3D203CA29 ,  3D203CA34 ,  3D203CA57 ,  3D203CB07 ,  3D203CB19 ,  3D203CB39 ,  3D203DA37 ,  3D203DA51 ,  3D203DA70
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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