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J-GLOBAL ID：201802210267127007   整理番号：18A1812904

ブルースイートルーピン(Lupinus angustifolius)からの食用油中のカロチノイドと揮発性化合物に及ぼす芳香族ハーブフレーバの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of Aromatic Herb Flavoring on Carotenoids and Volatile Compounds in Edible Oil From Blue Sweet Lupin (Lupinus angustifolius)

著者 (4件)： Multari Salvatore (Food Chemistry and Food Development Unit, Department of Biochemistry, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland) ,  Marsol-Vall Alexis (Food Chemistry and Food Development Unit, Department of Biochemistry, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland) ,  Yang Baoru (Food Chemistry and Food Development Unit, Department of Biochemistry, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland) ,  Suomela Jukka-Pekka (Food Chemistry and Food Development Unit, Department of Biochemistry, University of Turku, FI-20014 Turku, Finland)
資料名： European Journal of Lipid Science and Technology  (European Journal of Lipid Science and Technology)
巻： 120  号： 10  ページ： e1800227  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0531A  ISSN： 1438-7697  CODEN： EJLST  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ルピン油(Lupinus angustifolia)の1つの試料と芳香族ハーブ,すなわち,バジル,キブス,ローズマリー,セージ,およびタイムの5つの試料のカロチノイドと揮発性成分を調べた。15±1°Cの暗所において,15日間ハーブでルピン油を浸すことにより,フレーバー油を得た。全11カロチノイドをHPLC-DAD-MS-(APCI)により同定した。(全E)-ルテインとβ-カロチンは最も豊富である。タイムフレーバーオイルはカロチノイドが最も豊富で,蓄積カロチノイド含量は195±13μg/mLであった。揮発性有機化合物をHS-SPME-GC/MS分析により検出した。全体として,50種の芳香化合物が定量され,アルコール類,フラン類およびテルペノイド類が最も豊富なクラスであった。chibes flavored油は,有機硫黄化合物を提供する唯一の試料である。定性的に,テルペノイドは試料間で大きな違いの原因となり,例えば,イソテルピノレンはセージフレーバー油,ローズマリーフレーバー油中のβ-ミルセン及びタイムフレーバーオイル中のチモールにおいてのみ検出された。相対的臭気活性値(ROAV)を測定し,全臭気に対する単一化合物の寄与を評価するために用いた。最大の臭気活性を有する化合物は,3-ヘキセン-1-オール,ヘキサナール,α-ピネン,ユーカリプトール,および2-ペンチルフランであった。実際の応用:芳香族ハーブは食品のフレーバーを高めるために伝統的に使用されてきた。ルピン製品へのハーブ添加の影響はまだ研究されていない。さらに,これは市販のルピン油のいくつかの品質特性を調べる最初の研究である。データは,芳香族ハーブによるルピン油の浸が全カロチノイドの含有量に対して限られた影響を持つが,揮発性有機化合物の組成と相対比率を著しく改変し,全体的な芳香の可能性があることを示している。消費者は一般的にルピン油の二元的な使用にはよく知られていないが,ハーブによる芳香族化はその使用を増加させることができる。ルピン油はカロチノイドに富む。これは健康な特性を持つ機能性製品の生産のための有用な情報である。ルピン油はカロチノイドに富む製品として推奨でき,より伝統的な表油の代替として推奨できる。本研究からのデータはルピン油の経済的価値化に寄与できる。本研究では,揮発性有機化合物の含有量に及ぼす芳香族ハーブ,例えばバジル,キチン,ローズマリー,セージ及びタイムによるルピン油の浸の影響を評価し,フレーバー油のカロチノイドプロファイルを調べた。フレーバー油は,15日間,ハーブ(6%w/w)を含むルピン油を,15±1°Cで暗所に浸すことによって調製される。単純なルピン油とバジル,キブス,およびタイムフレーバーオイルは,2-ペンチルフランにおいて比較的豊富であるが,ローズマリーフレーバーオイルはα-ピネンにおいて豊富である。(全E)-ルテインは全ての実験油において主要カロチノイドであり,次いでβ-カロチンであった。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *揮発分 ,  *カロチノイド ,  食品分析 ,  GC-MS分析 ,  芳香成分 ,  *ハーブ ,  揮発性有機化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  アルコール ,  セージ ,  脂環式炭化水素 ,  オレフィン化合物 ,  架橋化合物 ,  二環モノテルペン ,  脂肪族アルデヒド ,  フェノール類
準シソーラス用語： ローズマリー ,  Ocimum basilicum , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 芳香化合物 ,  ハーブ ,  ルーピン ,  石油 ,  植物化学物質 ,  相対的臭気活性値(ROAV)

分類 (1件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C)

物質索引 (4件)： α-ピネン ,  ヘキサナール ,  チモール ,  β-カロチン

タイトルに関連する用語 (7件)： Lupinus ,  食用油 ,  カロチノイド ,  揮発性化合物 ,  芳香族 ,  ハーブ ,  フレーバ