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J-GLOBAL ID：201802211299175958   整理番号：18A1420982

世界におけるナイトライフ研究の動向と日本における研究の発展可能性

著者 (2件)： 池田真利子 (日本学術振興会) ,  池田真利子 (東京学芸大)
資料名： 地理空間  (Geographical Space)
巻： 10  号： 2  ページ： 67-84  発行年： 2017年12月20日 
JST資料番号： F2189A  ISSN： 1882-9872  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京五輪開催(2020)に始まる都市観光活性化の動きのなか,ナイトライフ観光への注目が高まりつつある。本研究は,プレ五輪,ポスト五輪における東京の夜間経済や夜間観光の発展可能性を視野に,世界のナイトライフ研究・ナイトライフ観光研究の動向とその具体性に関して展望を行った。その結果,同研究は2010年代以降増加しつつあるが,アジア圏と欧米圏とでナイトライフの語義が異なり,前者はより広義であるのに対し,後者ではナイトクラブやバーといった特定の観光資源を意味する点,また飲酒やパーティ等の観光行動と結び付くため若者集団に特徴的な観光形態として広く認知されている点,観光地域により観光形態は個人・ツアー観光など多様である点等が明らかとなった。プレ五輪における風営法改正や,ポスト五輪のMICE観光振興・IR推進法成立の背景には観光を巡る都市間競争の熾烈化も窺え,東京のナイトライフ観光は今後より一層変化を遂げる可能性がある。(著者抄録)

シソーラス用語： *観光 ,  東京都 ,  *日本 ,  飲酒 ,  ヨーロッパ ,  旅行 ,  経済 ,  活性化
準シソーラス用語： *ナイトライフ

分類 (1件)： 観光,レクリエーション  (RD04030J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 世界 ,  研究 ,  動向 ,  日本 ,  発展 ,  可能性