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J-GLOBAL ID：201802212511946836   整理番号：18A1420422

大気中の黒鉛と混合したSnO₂粉末の熱蒸発により合成したSnO₂結晶の形態変化

Change in the morphology of SnO₂ crystals synthesized by thermal evaporation of SnO₂ powder mixed with graphite in ambient air

著者 (1件)： LEE Geun-Hyoung (Electrical & Electronic Materials Engineering Major, Division of Advanced Materials Engineering, Dong-eui university)
資料名： Journal of the Ceramic Society of Japan (Web)  (Journal of the Ceramic Society of Japan (Web))
巻： 126  号： 7  ページ： 547-550(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0409A  ISSN： 1348-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SnO₂/黒鉛粉末混合物の熱蒸発によって形成された酸化スズ(SnO₂)結晶の形態を,原料中のSnO₂粉末に対する黒鉛の比率によって変化させた。合成プロセスは空気中,大気圧で行い,触媒と基質は使用せず,プロセスを非常に簡単かつ低コストとした。原料中のSnO₂粉末に対する黒鉛の比率が低い場合,SnO₂結晶はナノメータ寸法の球形であった。SnO₂粉末に対する黒鉛の比率が増加すると,SnO₂結晶の形態は粒子状から帯状に変化した。帯状のSnO₂結晶の幅は1.2~3.1μmの範囲,長さ数十μmであった。X線回折分析は,全てのSnO₂結晶がルチル正方晶構造を持つことを示した。SnO₂結晶の陰極線ルミネセンススペクトルでは,波長400~600nm範囲の可視発光バンドを観察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *グラファイト ,  *粉体 ,  混合物 ,  真空蒸着 ,  *蒸発 ,  酸化スズ ,  結晶化 ,  触媒 ,  基質 ,  結晶形態 ,  結晶構造 ,  X線回折分析 ,  ルチル ,  正方晶系 ,  発光スペクトル ,  波長
準シソーラス用語： 二酸化スズ ,  可視光領域 ,  大気圧

著者キーワード (6件)： 酸化スズ ,  形態変化 ,  熱蒸発 ,  グラファイト ,  混合比 ,  空気

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (21件)：

• 1) H. Yu, T. Yang, Z. Wang, Z. Li, B. Xiao, Q. Zhao and M. Zhang, J. Alloy. Compd., 724, 121–129 (2017).
• 2) L. A. Ma, Z. H. Wei, X. Y. Ye, J. Y. Lin, L. Q. Hu and T. L. Guo, Ceram. Int., 43, 6096–6104 (2017).
• 3) S. A. Arote, V. A. Tabhane and H. M. Pathan, Opt. Mater., 75, 601–606 (2018).
• 4) W. Wei, P. Du, D. Liu, H. Wang and P. Liu, Mater. Lett., 196, 191–193 (2017).
• 5) G. H. Lee, Ceram. Int., 41, 12058–12064 (2015).

タイトルに関連する用語 (5件)： 大気中 ,  黒鉛 ,  粉末 ,  蒸発 ,  結晶